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2009年5 月 からの 11 記事

コンテンツ データベースのインデックスの再構築 (SP2適用環境でのUPDATE)

これまでSharePointのメンテナンスでも重要となる、コンテンツ データベースのインデックスの再構築は自動的には行われませんでした。しかし、Windows SharePoint Services 3.0 および SharePoint Server 2007 Services Pack 2 から、タイマージョブが更新され、毎日自動的にコンテンツ データベースのインデックスが再構築されるよう改善されています。

具体的には以前から存在するタイマージョブである「データベースの統計」の処理内容がUPDATEされています。詳細は以下のMicrosoft TechNetの記事に書かれてします。http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc678870.aspx

上記サイトから、当該個所を引用します。

Office SharePoint Server 2007 SP2 をインストールしている場合 :

  • このジョブでは、フル スキャンを実行するのではなく、実行されるたびにキー テーブルをサンプリングしてクエリ最適化統計データが更新されます。

  • SQL Server 2005 または SQL Server 2008 を実行している場合、ジョブが実行されるたびに、コンテンツ データベース内のすべてのインデックスが再構築されます。

  • SQL Server 2005 または SQL Server 2008 の Enterprise Edition を実行している場合、ジョブによってほとんどのインデックスがオンラインで再構築されます。

  • SQL Server 2005 または SQL Server 2008 の Standard Edition を実行している場合、ジョブによってインデックスがオフラインで再構築されます。

  • SQL Server 2000 を実行している場合、ジョブによってインデックスは再構築されません。

    なお、「データベースの統計」が処理されるタイミングは、stsadm.exeから変更可能です。詳細は以下のURLを参照してください。
    http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc424963.aspx

    ※注意※
    2009.5.25現在、SharePoint Server 2007 の SP2 をインストールすると、製品版であっても評価版ライセンスに切り替わってしまい180日経つとユーザーがサイトにアクセスできなくなる問題が発生しています。詳細は次の過去の記事をご覧ください。


    ファイルのリンクを作成する

    ドキュメント ライブラリにあるファイルは一元管理しつつ、ファイルのリンク情報のみを別の場所で管理したい場合があります。このような時には、ライブラリに「ドキュメントのリンク」アイテムを使用すると便利です。

    ただし、既定ではこのアイテムは作成できるようになっていないため、ドキュメント ライブラリ上で次の手順を実行します。

    1. 「ドキュメント ライブラリの設定」ページにアクセスする。
    2. 「全般設定」セクションにある「詳細設定」リンクをクリックする。
    3. 「コンテンツタイプの管理を許可する」を"いいえ"から"はい"に変更し、[OK] をクリックする。→ドキュメントライブラリの設定ページに「コンテンツ タイプ」セクションが表示されるようになる
    4. 「コンテンツ タイプ」セクションにある「 既存のサイト コンテンツ タイプから追加 」リンクをクリックする。
    5. 「ドキュメントへのリンク」コンテンツタイプを追加し、[OK] をクリックする。

      Adddocumentlinkcontentstype

      [図.「ドキュメントへのリンク」コンテンツタイプの追加]
    6. ドキュメント ライブラリに戻り、[新規]ボタンをクリックすると、「ドキュメントへのリンク」が作成できるようになる。

      Documentlinkitem

      [図.「ドキュメントへのリンク」アイテムの表示]

    このアイテムは次のような情報を入力します。

    Createdoclink1
    [図.アイテムの作成-step 1]

    Createdoclink2

    [図.アイテムの作成-step 2]

    Createdoclink3

    [図.アイテムの作成-step 3]

    上記の流れを見るとわかるように、このアイテムではリンク先として指定したドキュメントにリダイレクトするようなASP.NETアプリケーション(*.aspx)のWebページファイルを生成しています。このファイルをクリックするとリンク先のドキュメントが起動します。

    利用する上での難点としては、じかにファイル名をリンク先として指定するため、リンクしているファイル名が変更されるとうまく動作しなくなってしまいます。この点を踏まえた運用方法を検討することが大切です。


    SP2をSharePoint Server 2007にインストールすると評価版に変更されてしまう

    SP2のバグ状況

    すでにご存じの方も多いと思いますが、2009.5.25現在、SharePoint Server 2007 の SP2 をインストールすると、製品版であっても評価版ライセンスに切り替わってしまい180日経つとユーザーがサイトにアクセスできなくなる問題が発生しています。この問題は既にマイクロソフトのサポート技術文書にもアップされており、SharePoint Team Blog でも情報提供されています。

    ただし、この問題自体はコンテンツ データベースなどのデータに直接影響することはありません。解決方法としては、影響が大きいだけに修正ブログラムが近く出るようですが、次の手順でプロダクトキーを入れ直せば急ぎ手作業でも修正できます。

    修正方法

    「SharePoint 3.0 サーバーの全体管理」-[サーバー構成の管理]サイトの「アップグレードと移行」セクションにある「ライセンスの種類の変換」をクリックし、プロダクトキーを再度入力します。

    私もテスト環境にすでにSP2を入れていたため確認すると、下記のように評価版として認識されるようになっていました。皆さんもどうぞご注意くださいませ。

    [図.SP2をインストールした状態だと下図のように評価版と表示されます]Sp2bug

    続きを読む "SP2をSharePoint Server 2007にインストールすると評価版に変更されてしまう" »


    Office文書起動時のダイアログを表示しないようにする

    SharePointのドキュメント ライブラリに格納されているファイルは、クライアント コンピュータ側にOffice 2003以降がインストールされていれば、直接起動が可能です。この時、次のようなダイアログが表示されることがあります。

    Fileopendialog

    [図.ファイルを起動する際に表示されるダイアログ]

    このダイアログは、利用しているSharePointサイトのURLがInternet Explorer のインターネットオプションで、信頼済みゾーンに登録されていない場合に表示されます。こうしたダイアログ表示が不要である場合は、SharePoint サイトの URLを 「信頼済みサイト」ゾーンに登録するようにします。

    ご参考まで。

    続きを読む "Office文書起動時のダイアログを表示しないようにする" »


    VSTOを使った文書でワークフローを実行する際の注意事項

    ソリューション開発に携わる方は要注意です。

    VSTO (Visual Studio Tools for Office) でカスタマイズしたWord 2007文書を利用する際にドキュメント内に画像が入っている場合は、画像の扱いを注意してください。画像を"行内"で利用する分には問題ありませんが、"全面"状態で設定すると問題が起こります。

    Photo_2

    [図.画像の設定]

    このファイルをSharePointのライブラリに保存するとファイルのURLパスをIEからじかに開くときに、Word 2007がクラッシュして落ちます。特に、このドキュメントをワークフローで利用している場合、メールで文書の承認依頼などを送信することがあると思いますが、メール内のリンクからWordファイルが開けないということになってしまいます。これは、バグと思われます。。。

    なお、今回検証したのは以下の環境です(余裕がなく、それ以外の環境では試していません)
    ・Visual Studio 2008 Professional Edition (SP1)
    ・Word 2007
    ・SharePoint Server 2007
    ・Windows Server 2003 R2

    Office Businees Application のデモ システムを構築している際に躓いたところで、なかなか原因が究明できずに非常に苦労したところでしたので、他にも苦労される方が極力でないよう情報共有しておきます。