SharePoint 2013 ワークフローのアプリステップについて
[PowerShell] コンテンツ データベースを取得する際の注意事項

ダウンロード最小化戦略 (Minimal download Strategy)

SharePoint 2013 では各サイトに対して Minimal Download Strategy (MDS) 機能が利用できるようになっています。この機能はに日本語では「ダウンロード最小化戦略」という名前で、サイトの機能として実装されています。チーム サイトのテンプレートからサイトを作成すると、既定でこの機能がアクティブ化されます(※サイト テンプレートによります)。

2014-05-28 14-25-03

MDS により、サイトにアクセスする際には次のルールの URL にリダイレクトされるようになります。

  • <サイトのURL>/_layouts/15/start.aspx

このURLの start.aspx ページに次に表示しようとしているページの情報が渡されて現在のページとの差分が非同期に更新される仕組みとなっており、これによってページの表示をスムーズにしようという試みです。動作イメージとしては、違いのある部分のみを送信するという動画配信と似ています。

たとえば、ホームページにアクセスすると "<サイトのURL>/_layouts/15/start.aspx#/SitePages/ホーム.aspx" というように # の後に表示するページの相対パスが渡されます。

ただし、この機能は SharePoint 2013 から導入されこなれていないこともあるのか、様々な不具合をもたらしています。たとえば、次のような問題があります。

  • リボン メニューの Outlook 連携などのメニューがグレーアウトしてしまい使えない
  • JavaScript を使ったUIカスタマイズの新手法である "JSLink" を利用する場合に、うまくこれが機能しないことがある

ということで、あまりこの機能をアクティブ化しておくことは現状お勧めしません。この機能を非アクティブ化したからと言って、ユーザーに対して大きなデメリットはありません(この機能を無効にしても、ページの表示速度が劇的に遅くなるわけではありません)。弊社の研修環境もサイト作成時には非アクティブ化しています。

なお、この機能は、発行ページに対しては適用されません。そのため、発行ポータル サイト テンプレートから作成したサイトなどではほとんどのページがこの機能がアクティブ化されていても事実上使用されません。

 

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