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2015年2 月 からの 6 記事

Business Data Connectivity Services に関するトラブルシューティング

Business Data Connectivity Services (BCS) を使用して、外部コンテンツタイプを作成することで、基幹システムのデータベースなどのデータを外部リストとして利用できるようになったり、SharePoint の検索先として指定したりできるようになります。

が、うっかり設定をミスをすると外部データが表示されなくなりますので、備忘録として以下メモしておきます。

たとえば、外部リストをいざ表示しようとすると、下記のようなメッセージでます。

2015-02-05 14-21-09

エラーメッセージ 「データをレンダリングできません。問題が解決しない場合は、Web サーバーの管理者にお問い合わせください。」

ここで、表示されている関連付けIDを元に、ULSログを確認してみると、次のようなログが確認できます。

2015-02-26 22-41-13

内容は「Proxy creation failed. Unable to get the application proxy」です。

このメッセージが表示される際の原因の一つは、Secure Store Service サービスアプリケーションが目的のWebアプリケーションに関連付けされていないことです。ちなみに、この環境は外部データに対して Secure Store Services を使ってシングルサインオンできるように設定しています。

サーバー全体管理サイトで確認してみると、次のようになっています。

2015-02-26 22-50-31

ということで、Secure Store Service を選択し[OK]をクリックすれば、この場合は問題が解決します。今度はきちんと外部リストが表示できます。

2015-02-26 22-53-07

以上、ご参考まで。


SharePoint Server 2016 および InfoPath

既にご存知の方も多いと思いますが、Microsoft Office Blog に 「Evolution of SharePoint」という記事が公開されました。

今年の後半に次期バージョンであるオンプレミス製品として SharePoint Server 2016 がリリースされます。マイクロソフト社はSharePointに関して、 Office 365 に含まれている SharePoint Online の利用をできるだけ推奨していますが、現状ではまだまだオンプレミスのニーズはあります。

SharePoint Server 2016 については、基本的に先行Updateしている SharePoint Online 上の機能が搭載されるようです。また、一部 Office 365 上の機能と組み合わせて、それぞれのいいとこどりができるようハイブリット環境での利用を想定しているようです。詳しくは 2015年5月開催の Microsoft Ignite で説明があるということです。

さて、表題の InfoPath ですが、以前の記事でも紹介した通り製品開発は InfoPath 2013 でストップし、今後は新しいバージョンはでないことになっています。とはいえ、InfoPath Forms Services に関しては次の SharePoint Server 2016 にも含まれる予定であり、Office 365 でも引き続き完全サポートされるとのことです。InfoPath 2013 アプリケーション自体も SharePoint Server 2016と共に利用できるということなので、移行は可能です。

 


[SP2013] February 2015 CU

SharePoint 2013 の CU は基本的に毎月リリースされていますが、2015年初めてのCUは昨年12月以来少し間をあけてのリリースとなったようです。

昨日の記事にも記載しましたが、CUが今月から Microsoft Download Center からダウンロードできるように変更されました。Download Center では各国語で表示できますが、入手できる更新プログラムはどの言語で表示しても、同じものとなっているとのことです。

また、今回ダウンロードセンターから入手する場合は、ファイルが *.cab と *.exe に分かれています。すべてのファイルを同一フォルダーに配置する必要があるので注意が必要です。


SharePoint 更新プログラムに関わる情報

昨年 SharePoint の更新プログラムに関するマイクソフト社のブログ記事に関して、私の方でも要点をまとめた記事を書きました。

2015年2月13日に Japan SharePoint Support Team Blog にて、紹介した記事の日本語訳が公開されました。

この日本語訳には、日本のサポート チームの方が適宜追記されています。

追記されている内容としてはまず、2015年2月の更新プログラムから、サーバー (Uber) パッケージが HotFix ではなくなり、Microsoft Download Center からダウンロードできるようになったということです。これまで HotFix であったため、入手する際にメールアドレスを登録して、ダウンロードリンクをメールに送ってもらって、リンクから有効期限内にダウンロードする必要がありました。

それから、同じく2015年2月より CU が PU モデルに統一されるそうです。


Exchange 管理シェルを使った証明書の更新

※最近検証環境のデジタル証明書の有効期限がきれてきているため、一連の作業についての自分のための備忘録です。

検証環境の Exchange Server で使用しているデジタル証明書の有効期限が年内に切れるため、更新するための手順を書き残しておきます。

手元の検証環境ではWindowsベースの Enterprise CA を構築しており、Exchange 側 (Exchange は1台) の POP,IIS,SMTP などで使用するデジタル証明書は共通です。

証明書の更新ですが、Enterprise CA を構築しているため、IIS管理ツールを使って更新すると非常に簡単です。

  1. [インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー]を起動する
  2. [サーバー証明書] にアクセスする
    2015-02-04 11-34-40
  3. 更新対象の証明書を選択し、[操作]ウィンドウにある [更新] をクリックする
    2015-02-04 11-35-56
  4. [既存の証明書の更新] を選択し、[次へ]をクリックする。
    2015-02-04 11-39-06
  5. [選択...]をクリックして、目的のオンライン証明機関を選択する。
    2015-02-04 11-43-07
  6. [終了]をクリックする。

※既に証明書の有効期限が切れてしまっている場合は、新規に取得しなければいけませんのでご注意を。

以上で更新処理は終わりです。デジタル証明書を更新すると拇印が変わります。ただし、上記の手順だけでは Exchange 側の設定は新しい証明書に変わらないため、次の手順でコマンドを実行します。

  1. Exchange Management Shell を起動する
  2. Get-ExchangeCertificate を実行し、既存の証明書の一覧を取得する。表示された一覧から、目的のデジタル証明書の ThumbPrint(拇印) をコピーしておく
    2015-02-04 11-53-40

  3. 次のコマンドを実行する

    Enable-ExchangeCertificate -Thumbprint コピーした拇印 -Service POP,IMAP,SMTP,IIS

    2015-02-04 12-00-28

上記の手順がないとサーバー再起動後に Outlook Web Apps にアクセスすると不明なエラーが出てアクセスできなるうに、Exchange 管理センターも起動しなくなりますので要注意です。管理センターも立ち上がらなくなったら上記の手順で対応します。

なお、Enable-ExchangeCertificate コマンドではワイルドカード証明書の割り当てには利用できないなど注意点があるため、詳細については下記の資料を確認してください。

以上、ご参考まで。