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2016年1 月 からの 8 記事

[Microsoft社の無償Webniar] Office 365 のビジネスでの利活用

2016/2/ 23 - 24 までの期間に、Microsoft 社が Office 365 の利活用に関する Webinar を数回に分けて開催するようです。無償で参加できます。

すべて英語となるようですが、英語に自信のない方でもデモなど見れば、いろいろい参考になるのではないかと思います。

ご興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか?

2016-01-29 9-00-15


PSconfigUI.exe と PSConfig.exe との違い

Microsoft の Stefan Goßner さんのブログ記事に記載されていた PSConfigUI.exe と PSConfig.exe との違いについて、要点をかいつまんで、ご紹介しておきます。

[参考] Why I prefer PSCONFIGUI.EXE over PSCONFIG.EXE

CU をインストールした後に実行するのが、PSConfigUI.exe と PSConfig.exe です。PSConfigUI.exe を起動するにはスタートメニュー等から「SharePoint Server 製品構成ウィザード」を実行します。このウィザードの実体が、PSConfigUI.exe です。

このウィザードのコマンドライン版が PSConfig.exe です。この2つの違いはあまり明確に意識しておらず、原則的に「SharePoint Server 製品構成ウィザード」を使っていたのですが、結果的にはこれで正解だったようです。

CU など適用した後にPSConfig.exeでは次のようなコマンドを実行します。

PSCONFIG -cmd upgrade -inplace b2b -wait

しかし、この Exe では、SharePoint のWeb アプリケーションをホストしている IIS のルートの仮想ディレクトリ配下にある、_app_bin がアップデートの対象にならないようです。そもそも製品構成ウィザードでは、、PSConfig.exe のコマンド オプションのうち、次の処理が自動的に実行されるそうです。upgrade 以外も実行されることが分かります。

  • helpcollections
  • secureresourses
  • services
  • installfeatures
  • upgrade
  • applicationcontent

 これらの処理が欠如することで、後から問題が発生することがあります。そのため、PSConfig.exe を使うのであれば、下記のようなコマンドを実行する必要があります。

PSConfig.exe -cmd upgrade -inplace b2b -wait -cmd applicationcontent -install -cmd installfeatures -cmd secureresources

以上ご参考まで


SharePoint Server 2016 RC のインストール

先日公開された SharePoint Server 2016 RC は、SharePoint Server 2016 Beta 2 のパッチとして提供されています。そのため、事前に Beta 2 のインストール環境を用意しておく必要があります。

詳細については下記のURLに記載されていますが、現状は英語のみでもあるため、備忘録もかねて Beta2 から RC へのアップグレード手順を記載しておきます。

検証環境について

1ファームに1台の SharePointサーバー構成にしています。使用OSは Windows Server 2016 TP4 です。また、日本語のインストール環境に English の言語パックを適用しています。

手順

  1. SharePoint Server 2016 Release Candidate Patch を入手する
  2. SharePoint Server 2016 Release Candidate の言語 Patch を入手する
  3. Patch を適用する
  4. SharePoint 製品構成ウィザードを実行する
  5. 結果を確認する

1. SharePoint Server 2016 Release Candidate Patch を入手する

次の URL から、RC のパッチを入手します。

複数のパッチがダウンロード可能ですが、必要なのは "SharePoint Server 2016 Release Candidate Global Patch.zip" です。

2016-01-25 7-07-31

2. 言語 Patch の入手

続いて、各言語ごとのパッチを入手します。

私の検証環境では、日本語と英語の 2つをダウンロードしています。2つで、31.5MB程度です。

2016-01-25 7-13-25

3. Patch の適用

各Patchは zip となっているため、これを展開しておきます。まず、SharePoint Server 2016 Release Candidate Global Patch を展開し、sts.msi を実行します。

2016-01-24 14-45-59

ちなみに、手元の検証環境では下図のように AppFabric キャッシュ サービスを閉じるようメッセージが出ました。ここは[OK] で進んで問題ありません。

2016-01-24 14-53-04

次に言語のパッチを展開し、wssmui.msi を同様に実行します。

2016-01-24 15-06-29

パッチのインストールが終わったら、SharePoint サーバー全体管理サイトにアクセスし、[アップグレードと移行]>[更新プログラムの状態の管理]をクリックし、各パッチが適用されていることを確認します。

2016-01-24 16-18-42

4. SharePoint 製品構成ウィザードを実行する

スタートメニューから、SharePoint 製品構成ウィザードを実行します。
2016-01-24 16-28-41

[次へ]をクリックします。
2016-01-24 16-30-36

[はい]をクリックします。

2016-01-24 16-30-46

[次へ]をクリックします。

2016-01-24 16-30-58

ウィザードが開始されます。この処理はしばらくかかります。

2016-01-24 16-31-05

ウィザードが完了します。

2016-01-25 3-49-51

5. 結果を確認する

製品構成ウィザードが終わったら、各設定を確認しておきます。SharePoint のサーバー全体管理サイトにアクセスし、[アップグレードと移行]>[アップグレードの状態]にアクセスし、"成功" となっていることを確認します。

2016-01-25 3-52-06

同様にSharePoint のサーバー全体管理サイトの[アップグレードと移行]>[データベースのアップグレードの状態の管理]にアクセスし、状態が "対応は不要です" となっていることを確認します。

2016-01-25 3-53-10

さらに、SharePoint のサーバー全体管理サイトの、[システム設定]>[このファームのサーバー管理]にアクセスし、構成データベースのバージョンが "16.0.4327.1000" となっていることを確認します。ちなみに、Beta 2 ではこのバージョンが "16.0.4306.1001" でした。

2016-01-25 4-01-05

最後にサイトを確認します。パッチ適用前に作成したサイトコレクションのサイト(右)とパッチ適用後に作成したサイトコレクション(左)です。新たに作成したサイトコレクションの方は、サイドリンクバーに "ごみ箱" が表示されています。今回のRCでは、SharePoint 2010 のころと同様にサイドリンクバーに "ごみ箱" 表示が復活します。

2016-01-25 6-49-51

まだ、細かいところまでは確認していませんが、まずはこの環境をベースに調査を始めていくことになりますね。

以上ご参考まで。

 


[SP2013] Security Update - MS16-004による不具合に関する情報整理

既にご存知の方も多いと思いますが、SharePoint Server 2013にセキュリティ更新プログラムである MS16-004 をインストールすると、SharePoint サイトのリストビューが正常に表示されなくなる問題が発生します。たとえば、下図のようにエラーが表示されます。

2016-01-28 16-13-06

この不具合は、2016年1月の CU で修正されます。

本件に関して、Microsoft 社の Stefan Goßner さんのブログにもう少し掘り下げた記事が記載されていますので、かいつまんでご紹介しておきます。

--要約---

セキュリティ修正プログラムには、ローカライズされたコンポーネントとローカライズされていないコンポーネント(SharePoint Foundation レベルの基本コンポーネント)の更新内容が含まれる。これらのファイルは、個別の MSPファイルからそれぞれインストールされる。しかし、この修正プログラムにはローカライズされたMSPファイルが含まれていない。

最小限の労力で問題解決したい場合は、次のURLから今回のプログラムから漏れているローカライズされた MSPを入手してインストールすればよい。もしくは、SharePoint Server 2013 January 2016 CU をインストールする必要がある。

--ここまで------

ということで、当該言語の MSPのみの入手であれば、184.3 MB なので、非常に小さいファイルのインストールで済むという話ですね。ちなみに、このブログのコメントのやり取りを見ていると MS16-004 のさらに不具合修正版は提供される予定はないとのこと。

[その他の参考情報]


SharePoint Server 2016 Release Candidate がリリース

SharePoint Server 2016 の Beta 2 が昨年11月にリリースされましたが、2016/1/20 に Release Candidate がリリースされました!

着実に製品版リリースに近づいていますね。

製品版リリースが近づいているようなので、これから、SharePoint Server 2016 の調査に本格的に取り組みますので、適宜こちらのブログでもご案内していきます。ということで、まずはご案内まで。