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2016年5 月 からの 9 記事

[Office 365] Readiness Checks - ハイブリット環境構築の準備

SharePoint 2016 では Office 365 とのハイブリッド構成が注目機能となっています。

さて、こうした環境構築する場合は、Office 365 テナント側でパブリックな DNS ドメインを設定したうえで、Readiness Check (準備チェック) を実施することが推奨されています。このツールは Office 365 の導入時に利用するものですが、ハイブリッド構成時にも念のため実行して確認しておいた方がよいようです。

具体的には、Office 365 の管理センターから準備チェックツールを入手し実行します。ウィザードになっています。

入手方法や使い方は下記の Office サポートのページに掲載されています。

Office 365 の準備チェック (日本語)

2016-05-26 7-47-36

ちなみに英語のみですが Office 365 コミュニティサイトにも同様の情報が公開されています。ほぼ同じ内容です。

https://community.office365.com/en-us/w/deploy/office-365-readiness-checks


さて試した結果を簡単にご案内しましょう。

まず https://portal.office.com/tools にアクセスします。Office 365 のグローバル管理者アカウントでサインインする必要があります。ちなみに、マイクロソフト社の資料によっては掲載されているURLが異なっているものがありますが、2016年5月現在は先ほどのURLが正しいURLであるようです。すると下記のようなページにアクセスできます。このページの "Office 365 の正常性、準備、接続のチェック機能で Office 365 の構成をチェック" をクリックします。

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次に表示される画面で [簡易] を選択し、[次へ]をクリックします。

2016-05-26 7-59-09

[確認の実行]をクリックすると HrcClientLauncher.exe  がダウンロードされます。

2016-05-26 10-15-41

EXEファイルを実行すると、次に下図のような画面が表示されることがあります。既存 PC に Microsoft Office 365 Support Assistant 3.5 がインストールされていない場合に表示されます。この場合はそのまま[実行]をクリックします。あとは ClickOnce によって自動的に実行されます。その間、しばらく待機します。

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少し経つとウィザードが自動開始されます。

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チェックが完了すると次のような画面が表示されます。今回利用していたWebブラウザーが Google Chrome であったため、コンピュータの設定項目で警告が表示されています。ちなみに、この実行環境はWindows 10 です。

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検証環境のActive Directory のドメインコントローラーで実施してみたのが↓です。

2016-05-27 4-58-57

ウィザードでは次のカテゴリに対してチェックが実行されますが、上図のようにマシン環境によっては検出される項目が変化するようです。

  • SharePoint
  • ネットワーク
  • コンピュータの設定
  • ドメイン 
  • Office

それぞれ結果のステータスが Passed (合格), Warning (警告) , Failed (エラー) で表されます。エラーになっている項目は修正しておいた方がよい項目です。結果は XML 形式でエクスポートすることも可能です。

 


Office 365 のグループ管理に関する最近の更新状況のまとめ (May 2016)

Office 365 グループに関して、最近いくつか更新されたのいくつかをまとめておきます。

グループメンバーを他のグループに追加する

最新のアップデートで、既存の配布リストやOffice 365 グループのメンバーを別の Office 365 のメンバーとして追加登録できるようになりました。グループの入れ子ということではなく、グループ内の既存メンバーを展開して、このメンバーを別のグループにコピー追加するイメージです。したがって、既存のグループそのものは温存されます。

下の図では、既存の Office 365 グループにメンバー追加する際に、配布グループを検索して、そのメンバーを新規メンバーとして追加しています。同様の手順で他の Office 365 グループも検索してメンバー追加できます。

2016-05-17-Group01

ただし、既存のセキュリティ グループからメンバーをインポートすることは今のところ(2016年5月現在)できません。とはいえ、今後、対応できるよう検討しているそうです。

パブリック グループとプライベートグループの変換

Office 365 グループにはパブリッグ グループ(公開) とプライベート グループ (非公開) の2つがありますが、以前までは作成時にどちらかに決めたら、あとからWebブラウザー上から変更できませんでした。しかし、最新のアップデートでは、い ずれのグループにも変更できるようになっています。

2016-05-17-Group02

グループの作成画面の更新

従来はメールが有効なセキュリティ グループ作成は Exchange Online の管理ポータルから作成する必要があったりと統一された管理ページがありませんでした。新しいOffice 365 管理センター プレビューからは次のグループが作成できるようになりました。

  • Office 365 グループ
  • 配布リスト
  • セキュリティ グループ
  • メールが有効なセキュリティ グループ

これでグループ管理は少しわかりやすくなったのではないでしょうか?

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Office 365 と オンプレミスの SharePoint Server とのハイブリッド環境関する資料

Office 365 と オンプレミスの SharePoint Server とを連携させたハイブリッド構成に関する資料は下記のページにまとまっています。SharePoint Server 2016 関連も公開されています。ご参考まで。


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