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2017年1 月 からの 4 記事

[SharePoint Online] 注意! 今後、サイトのメールボックス機能が利用できなくなる

 SharePoint 2013 → SharePoint Online → SharePoint 2016 と利用できていた「サイトのメールボックス」機能が 2017年3月より利用できなくなるので注意しましょう。とはいえ、これより前に作成されたサイトのメールボックスは機能し続けるが、2017年3月から新規には作成できなくなるということ。

そして、2017年9月には、既存のサイトのメールボックスを Office 365 グループに移管するようになるそう。

私が利用している Office 365 のテナントでは検証もかねて「サイトのメールボックス」機能を使っていたため、Office 365 に次のようなメッセージが届いていました。心当たりのある方はご注意を!

Office 365 のメッセージセンターの内容の抜粋。

Beginning March 2017, new SharePoint Online organizations will no longer have access to the Site Mailbox feature, existing SharePoint Online organizations will no longer be able to create new Site Mailboxes; however, any Site Mailboxes provisioned prior to March 2017 will continue to function.
How does this affect me?
You are receiving this message because our reporting indicates your organization has one or more Site Mailboxes available. Beginning March 2017, your users may no longer create new Site Mailboxes. In September 2017, we will have a process in place allowing you to transition your existing Site Mailbox site to an Office 365 Group. We will communicate again in June 2017, via Message Center, with more details.
 
ご参考まで。

[SharePoint Online]モダンUI でのトップリンクバーやサイドリンクバーの修正

SharePoint Online では[サイト コンテンツ]ページやリストまたはライブラリがモダンUIになっていると、ナビゲーションの修正が必要になるケースがあります。特に、サイトコレクションの機能である「SharePoint Server 発行インフラストラクチャー」がアクティブ化されている場合は、トップリンクバーやサイドリンクバーが「構造ナビゲーション」に変更されますが、この場合に特に修正が必要になります。

たとえば、次のように[ページが見つかりません]などのメッセージが表示されたり、意図したナビゲーション構成になっていなかったりします。

2017-01-25_9-26-09

修正を試みようとするとき、前述した「SharePoint Server 発行インフラストラクチャー」がアクティブ化されていると[サイトの設定]ページの[ナビゲーション]から構造ナビゲーションを変更しても反映されません。この場合は、サイトごとに次のURLにアクセスすればよいということを覚えておくと便利です。

  • [サイドリンクバーの修正]   https://<サイトのURL>/_layouts/15/quiklnch.aspx
  • [トップリンクバーの修正] https://<サイトのURL>/_layouts/15/topnav.aspx 

たとえば、上記サイドリンクバーを修正するために https://<サイトのURL>/_layouts/15/quiklnch.aspx (サイトのURLは各サイトで置き換えてください) にアクセスすると下図のような画面が表示されます。あとは不要なリンクを削除したり、編集したりするだけです。

 

2017-01-25_17-09-33


[SharePoint 2016] SuiteBar の設定変更

SharePoint 2016 ではSuiteBarの設定は変更できるのか? という記事です。まずはおさらいから。

SharePoint 2013 でのおさらい

SharePoint 2013 では SuiteBar (スイートバー)の左側の "SharePoint" という文言をファーム管理者が変更できました。SuiteBar とは下図のところです。

SuiteBarSP2013

ファーム管理者は次のような PowerShellのコマンドを実行して変更できます。

[既定値の取得]

Add-PSSnapin Microsoft.SharePoint.PowerShell
$webApplication=Get-SPWebApplication "http://sp2013"
$webApplication.SuiteBarBrandingElementHtml

上記コマンドを実行すると下記のような出力が得られます。

<div class="ms-core-brandingText">SharePoint</div>

ということで、単純にHTMLが記載されているだけなので、下記のようにして変更できます。

$webApplication.SuiteBarBrandingElementHtml="<div class='ms-core-brandingText'>オフィスアイ社内ポータル</div>"
$webApplication.Update()

ちなみに、この設定はSharePoint Webアプリケーション単位の設定であるため、たいていの場合、組織全体のサイトで一括設定しかできません。

SharePoint 2016 では? 

SharePoint 2016 ではどうだろう? と検証してみました。SharePoint 2016での表示は次の通りです。

SuiteBarSP2016

2013と同様にSuiteBarBrandingElementHtmlプロパティは取得できます。しかし、SuiteBarBrandingElementHtmlの値を更新しても、何も変化しない。これは仕様なのかは不明ですが。そのためSharePoint 2016 では表記の変更はSuiteNavBrandingTextプロパティを利用しましょう。

$webApplication.SuiteNavBrandingText="オフィスアイ"
$webApplication.Update()

  SuiteBarSP2016-update

SharePoint 2016 では次のコマンドを実行すると Office 365 と同様にロゴを表示することもできます。

$webApplication.SuiteNavBrandingLogoNavigationUrl = "http://sp2016-a/sites/SiteBranding"
$webApplication.SuiteNavBrandingLogoTitle = "オフィスアイ デモサイト"
$webApplication.SuiteNavBrandingLogoUrl="/_layouts/15/images/officei/office-i-logo.png"
$webApplication.Update()

SuiteBarSP2016-update2

元の設定に戻す場合はSuiteNavBrandingTextやSuiteNavBrandingLogoNavigationUrlなど使用したプロパティはそもそも既定値が空であるため、空の値("")を代入するだけです。

 


[SharePoint Online] モダン UI と クラシック UI の切り替え (2)

以前、SharePoint Online のモダンUIとクラシック UI の切り替えについて次の記事を書きました。

もう少し、詳細に説明した方がよさそうなので補足します。切り替え方法は次の3つがあります。

  1. Office 365 の SharePoint Online の管理者が、SharePoint 管理センター上で既定の設定をする。既定値は "モダンUI"。
    そのため、原則すべてのサイトの既定値は可能であれば、リストやライブラリはモダンUIになる(カスタマイズがされていたり、モダン UI に対応していないお知らせリストなど一部は除く)。
  2. Office 365 の SharePoint Online の管理者が、SharePoint Online の PowerShell コマンドレットを使って、サイトコレクションまたはサイト単位でUIの既定値を設定する。
  3. サイト コレクションの管理者またはサイトの管理者はリストやライブラリ単位でUI設定を変更する

上記の手順は次の資料に掲載されていますが、2について少し補足します。

リストまたはドキュメント ライブラリの既定の環境を新しい環境またはクラシック環境に切り替える

2は、PowerShell を使う方法ですが、SharePoint のクライアント サイドのAPI を使うため、JavaScript などでも実装できます。結局は、各サイトでモダン UI 設定が既定になっていて、これを無効にするフィーチャーが存在しています。このフィーチャーは、サイトコレクション用とサイト用と2種類あるのですが、それぞれ Hidden 設定になっているフィーチャーであるため、GUIからはアクティブ化や非アクティブ化はできません。これを PowerShell を使って、操作しようというのが上記のリンク先の PowerShell スクリプトです。

各フィーチャーIDは次の通りです。

  • サイトコレクションのフィーチャーID : "E3540C7D-6BEA-403C-A224-1A12EAFEE4C4"
  • サイトのフィーチャーID : "52E14B6F-B1BB-4969-B89B-C4FAA56745EF"

ですから、これらのフィーチャーのアクティブ化と非アクティブ化を JavaScript からでも操作できます。

これをヒントに、サイトの管理者レベルでサイト単位で一括してUI設定を変えられる SharePoint アドインを作ってみました。

ちょこっとしたツールですので、上記のヒントがあれば手軽に開発できるでしょう。ちなみに、弊社「オフィスアイ ラーニング ポータル」のサブスクリプションを購入いただいている方は、自由にご利用いただけます。開発は苦手という方は、弊社までお問い合わせください。