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[SharePoint Online] ストレージ容量が増量に! (20倍)

 SharePoint Online では従来テナント単位のベースのストレージ容量は 1TB であり、これにサブスクリプションユーザー数×0.5 (500) GB の容量を加算したものが全体容量となっていました。ここから各SharePointサイトに対して容量の割り当てを行っているわけです。

これが、2018年6月1日~8月末までに容量増量となります。なんと 20倍! 

Increase in SharePoint Online storage allocation

Global digital transformation is driving growth across Microsoft 365 and SharePoint as organizations invest in technology to empower employees to do their best work. More than 350,000 organizations now have SharePoint and the data they are storing over doubled last year alone. We're hearing custom...

 ベースのストレージ容量の 1TB は変わりませんが、サブスクリプションユーザー数当たりの容量が20倍になり、10GBが割り当てられます。ということで、300ユーザーいたとすると 

1TB + (10GB × 300ユーザー数) 

ですから、全体として 4TBが利用できる計算です。

Office 365 グループに接続された SharePoint サイトもこの対象であり、Microsoft Teams や Yammer で使っている SharePoint ストレージ容量が増えるわけです。朗報ですね。これでまた一段とオンプレミス サーバーと差が出ますね。

ちなみに、Office 365 F1,とMicrosoft 365 F1 の SharePoint Online kiosk plans は対象外です。

 


[Microsoft Teams] SharePoint リストをタブとして追加する

Microsoft Teams 内の任意のチャンネルにタブとして SharePoint リストを追加できます。これには "Webサイト" という種類のタブを追加するのですが、指定するURLは SharePoint リストのURLです。

さて、このようにして追加できるリストですが、きれいに表示できるのは SharePoint リストがモダンUIになっている場合だけです。モダンUIになっていれば、書式付きの列も収まりよく表示できます。

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表示できるだけでなく、アイテムの新規追加・編集・削除、列の並び替え、フィルターなど一通りの機能が Teams 内から利用できます。

ちなみにクラシックUIのリストを追加してみるとどうなるか。。。実験してみましょう。

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上記のようにいわゆる "SharePointサイトの一ページ" として表示され、サイトの余計な部分まで見えてしまいます。これでは使い勝手はよくありません。

モダンUIへの切り替えのハードルが高いという組織も多いようですが、こうした機能差が出てくれば モダンUIのアドバンテージが明確になってくると思いますので参考になればと思います。


[SharePoint Online] パブリック フィード機能が利用不可に

Office 365  では社内コミュニケーション機能が多くありますが、SharePoint 単独で見た場合は従来では次の2つの機能がありました。

  • パブリック フィード
  • サイトのフィード

個人的にパブリックフィードは使い勝手が悪く感じていたため、研修でもあまり説明してきませんでしたし、おすすめもしてきませんでした。この機能は SharePoint Online でも利用できていたものの、ついに 2018年6月初旬より読み取り専用に切り替わります。

そもそもこの「フィード」機能が搭載され始めたのは SharePoint 2010からで、当時は社内 SNS は現在ほど注目されていませんでした。ようは、まだ "旬の走り" といったところだったわけです。SharePoint に社内 SNS を盛り込もうという流れはそのまま変わらず SharePoint 2013 ではこの機能を拡大し、「サイトフィード」が追加されます。いずれにしても、文字数制限など考えると社内版 Twitter を意識しているのは明かです。

さて、このパブリックフィード→サイトのフィードという流れですが、何が違うのでしょうか。

パブリックフィードは各ユーザーが持てる「個人用サイト」を起点として、全社向けに意見や情報発信を行います。一方のサイトのフィードは、公開範囲がこじんまりとしており、サイト内のメンバー間でのコミュニケーションに限定されます。つまりは "オープン"と "クローズド" の関係です。こうした性質の違いから、使いやすいのは範囲が限定的な「サイトフィード」であったため、研修やコンサルティングでもこれはお勧めしていました。しかし、なかなか"個人が基軸になって全社向けに発言する" ということに関しては統制等含め課題が山積するため勧めできなかったのです。

そんなこんなしているなか、Office 365 の世界は一変します。2012年、Microsoft 社は皆さんもご存知の "Yammer(ヤマー)" を買収し、Office 365 に標準サービスとして加えます。これまで SharePoint 上で開発を進めてきた企業内SNS は実績の多い Yammer へととってかわっていくわけです。事実、SharePoint 2013 から SharePoint 2016にかけてパブリックフィードもサイトフィードも何のアップデートも在りませんでしたから、これらへの投資は行われず、クラウドを主軸とした仕組みへと投資先が変わってきていることが推測できます(この後、さらに LinkedInを買収しますが)。

こうした流れの中で、しばらくは過渡期的に Office 365 の管理者には組織のコミュニケーション機能を「パブリック フィード」か「Yammer」かの2択から一つ選ばせるようにしてきました。

Communication

現在も Yammer ではなく「パブリック フィード」を使っている組織も少なくないでしょう。しかし、2018年6月からはパブリックフィードは読み取り専用に切り替わり、このオプションも削除されます。その代りに "Yammer" もしくはモダンUI対応ページである「ニュースページ」もしくはコミュニケ―ションサイトに切り替えることが推奨されます。

"ニュースページ" については、また別の記事で詳しく説明しようと思います。

 

 


[SharePoint Online] ソーシャル バー(Social bar) 機能

Office 365 管理センターに下記のメッセージが届いており、今週後半より2018年4月1日までに、対象リリースから順次 "Social bar" 機能が全 SharePoint Online のホームページを除くすべてのモダン ページに展開されるとのこと。

The Social Bar is a new Office 365 feature. This feature is scheduled to roll out to Targeted Release customers later this week, and it will be available for all organizations on April 1, 2018. This message is associated with Office 365 Roadmap ID: 23708.
 
(中略)
 
The Social Bar will appear on all modern SharePoint Online pages with the exception of the home page of a site. It will give your users the ability to like a page, see the number of views, likes, and comments on a page, and see the people who have liked a page. This visibility will be available to anyone that has been granted access to view the page. This feature will be launched default on. As administrator, if you wish to disable Social Bar for your organization, you can do so with the following PowerShell command: To disable Social Bar on a tenant level: Set-SPOTenant -SocialBarOnSitePagesDisabled $true To disable social bar on a site level (for https://prepspo.spgrid.com site): Set-SPOSite -Identity https://prepspo.spgrid.com -SocialBarOnSitePagesDisabled $true

説明を読む限り、"ソーシャル バー" とはおそらく、 去年の Microsoft Ignite 2017 で目にした下記のことだと思います。まだ展開されていないので、見た目がこのままかどうかはわかりませんが。今のところモダンUIのサイト ページやニュースページにはコメント機能だけあるので、ここに "いいね" とビュー数が表示されるようになるのだと思います。

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通知されている通り、この機能をオフにするには テナントレベルで PowerShellを使ってオフにする必要があるとのこと。

展開されたことが確認でき次第、追記します。


[SharePoint Online] Kindle インスタント プレビューWebパーツ

SharePoint Online のモダンページ(サイト ページ) には新しい Webパーツが続々と追加されて来ています。ちなみに、Office 365 グループに接続されているサイトと従来の SharePoint サイトでは利用できる Webパーツの種類が若干異なっており、Office 365 グループに接続されているサイトの方が種類が多くなっています。

さて、今回ご紹介する目新しいWebパーツががこの記事のタイトルにも記載した "Kindle インスタントプレビュー" Webパーツです。

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Kindle Instant Book Previews

"Kindle インスタント プレビュー" は正式には "Kindle Instant Book Previews" というサービスとして Amazonが提供しています。日本のAmazonサイトでは提供されていませんが、U.S ,  U.K , Canada, France など一部の国の Amazon サイトを確認してみたところ利用できるようになっています。詳しくは下記のリンク先を参照してください。

Kindle Instant Book Previews

このサービスは平たく言えば「誰かがおすすめするKindle版の書籍をオンライン上でちょっと立ち読みできるようにする」サービスです。amazon の販促ツールですね。このサービスが提供されているかどうかは、"Embed" 共有ができるようになっているかどうかでわかります。日本の Amazon サイトには今のところ提供はないようですが、たとえば U.S の Amazon を例に説明してみましょう。ここでは下記のように Kindle 版の書籍のページに右側の共有リンクの部分に " Embed" リンクが用意されています。

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Embed リンクをクリックすると埋め込みタグが生成できるようになっています。

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Amazon アソシエートを利用している場合は、ここにアソシエーションコードを追記できるようになっており、手軽に自分のブログや Webサイトで書籍を宣伝できるというわけです。

"Kindle インタント プレビュー" Webパーツ

さて、SharePoint の新しい "Kindle インタント プレビュー" Webパーツはこの埋め込みコードを利用するための専用 Webパーツです。先ほどの埋め込みコードを追加できるようになっています。早速、埋め込みコードを追加してみましょう。

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すると、あらあら? エラーとなってしまいました。サイトコレクションの "HTMLフィールドのセキュリティ" 設定に read.amazon.com ドメインを追加しておかなくてはいけないとのメッセージが表示されます。

"HTMLフィールドのセキュリティ" に登録されているドメインを確認しよう!

"HTMLフィールドのセキュリティ"はサイトコレクションの管理者が設定するところですが、Office 365 グループに接続されているサイトコレクションと、単独の SharePointサイトコレクションでは初期設定が異なります(どこかのタイミングで更新されるかもしれませんが)。Office 365 グループに接続されているサイトコレクションの設定を確認してみると、既定でこのドメインが追加されていることが分かります。

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最初の画面は単独の SharePoint サイトコレクションを利用していたため、追加設定が必要だと言われたわけです。では設定を修正して、もう一度トライ! これでうまくプレビューが表示されます。

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実際の動作イメージは次の通りです。

取り急ぎ、どんな機能なのか興味本位に確認したついでにブログ記事にしてみましたが、このサービスの日本での提供はどうなるんでしょうね?