"Office 365 / SharePoint Online" にカテゴリー登録されている92 投稿

Power BI (2017/6/1 以降変更)

Power BI は現状次の 2つがあり Office 365 ユーザーも Power BI (無償) は組織がアクセスを制限していない限り、Office 365 アカウントでサインインできます。

  • Power BI (無償)
  • Power BI Pro (\1,090 ユーザー/月)

上記の通りPower BI Pro は有償であり、ユーザー分だけライセンスが必要です。レポートを発行する人だけでなく、閲覧するだけでもライセンスが必要です。

Power BI Premium

2017年6月1日から、Power BI に新たに Power BI Premium が加わります。

Microsoft accelerates modern BI adoption with Power BI Premium | Microsoft Power BI ブログ | Microsoft Power BI

New capacity-based Power BI offering helps organizations expand access to insights. Power BI Premium builds on the existing Power BI portfolio with a capacity-based licensing model that increases flexibility for how users access, share and distribute content. The new offering also delivers additional scalability and performance to the Power BI service.

上記情報を要約した日本語の情報は下記に公開されています。

Power BI Pro のアドオン ライセンスとなるそうで、Power BI Pro のライセンスを購入したうえで追加購入することになります。 Power BI Premiumではキャパシティ ベースのライセンスとなるため、レポートを発行するユーザー=開発者の人数分は Power BI Pro ライセンスが必要になるものの、閲覧するだけのユーザーが増えても一定の料金で利用できるようになります。料金計算は次のページで試算できます。

Power BI Report Server

また、Power BI Premium では Power BI Report Server を使ってオンプレミスでPower BI 環境を運用できるようになっているそうです。

 ワークスペース→ App Workspace へ

グループ ワークスペースと呼んできた共有の仕組みの名称が App workspace に変更され,  ワークスペース内のコンテンツ (レポート、ダッシュボード、データセット) を Power BI Apps として共有できるようになるようです。また、App workspace が Power BI Premium 環境にあれば、 Power BI Pro の内のユーザーも閲覧できるとのこと。ちなみに、この変更に伴い、Power BI の UI が下記のように変更されています。

NewPowerBI-2017-05

Power BI (無償) での制限

Power BI Pro 自体は変更はありませんが、既存サービスである Power BI (無償) が変わります。機能的には無償サービスも Power BI Pro と変わらなくなる代わりに、共有機能が制限されます。Power BI (無料) は完全に個人利用を前提としたサービスとなり、共有機能は Power BI Pro が必要になります。またエクスポート機能や Excel での分析機能も無料版では利用できなくなります。

2017年6月1日から Power BI 無料サービスを利用してきたユーザーは 12 か月間 Power BI Pro を利用できるようになります (期間は 2018年5月31日まで)。

Office 365 と Power BI Pro 

[ワークスペース]をクリックすると既存の Office 365 グループが表示されるようになっています。ここから Office 365 グループにアクセスすることもできます。また新規にワークスペースを作成することで Office 365 グループを作成することもできます。ちなみに、既存の Office 365 グループをクリックしても、Power BI Pro を購入していなければ購入を促すメッセージが表示されるだけです。Power BI Pro を購入すればグループ内でのレポート開発が可能です。

2017-05-15_10-35-15

 


Office 365 や SharePoint の開発コードサンプルの公開場所であるGitHubやCodeplex について

Office 365 や SharePoint をはじめとする開発者の方は、マイクロフト社がホストするオープンソースプロジェクトをホストするコミュニティサイトである CodePlex を使ったことのある方も多いと思います。既にご存知の方も多いかもしれませんが、CodePlex は2017年度中に閉鎖されることになりました。2017年 10月に読み取り専用となり、2017年12月15日には完全に閉鎖されます。詳しくは下記のブログに記載されています。

Shutting down CodePlex

既にSharePoint や Office 365 の開発サンプルなどは多くが GitHub に公開されていますが、CodePlex ではなく GitHub に移行するということになります。

SharePoint や Office 365 を含むOffice 開発に関しては Office Dev Center がありますが、サンプルコードのリンク先は GitHub です。

Office Dev Center - Code Samples

ちなみに、SharePoint関連は↓

Microsoft SharePoint

ところでこの GitHubですが、まもなく Internet Explorer が次第にサポートされなくなるようです。なるべくMicrosoft Edge, Chrome, Firefox を使うようにというメッセージが表示されています(Chrome 利用が増えるかしら? )

2017-05-10_12-18-29

 


Modern UI - ドキュメント セットへのファイルやフォルダーの移動

SharePoint Online のライブラリが Modern UI になっているとドキュメントセットに対して、手軽にファイルやフォルダーを移動できます。意外にこれはかなり便利です。

2017-05-08_0-39-36

しかも、Modern UI だとドキュメント セットを zip でダウンロードできるので、複数のファイルをまとめてダウンロードできます。ただし、マルチバイトの文字は文字化けしてしまうのが難点ですね。

2017-05-08_0-39-36

 


MyAnalytics と業務時間の使い方の効率化

私が利用している Office 365 Enterprise E1 と E3 のテナントでは機能検証もかねて MyAnalyticsを追加購入しています。

MyAnalytics って何? という方に

ところでMyAnalytics をご存じない方もいらっしゃるでしょう。この機能は業務での時間の使い方に関する情報を統計データとしてダッシュボードとして表示する機能です。

ダッシュボードには次のような情報が表示されます。会議時間、メール時間、フォーカス時間、残業時間は自分で目標を設定できるようにもなっています。

2017-05-06_6-32-17

2017-05-06_6-48-17

2017-05-06_6-48-41

2017-05-06_6-48-56

E5には標準搭載されていますが、それ以外は Office 365 Enterprise E1, E3 であれば別途購入すれば利用できます。お試しで5ライセンスのみといたように少量でまずは購入してみることもできます。基本的にはExchange Online が管理しているメールボックスを基軸にメールの送受信や会議の開催などの情報を取得していますが、現在のところ管理者であっても他者の活動状況は見えません。

さて、この MyAnalytics ですが、会議などの情報をきちんと統計データとして取得するにはいくつかコツが要ります。たとえば、自分以外の出席者がいない会議設定や終日の会議として設定しているとデータとして収集されません。またあまり耳慣れない "フォーカス時間" とは、会議がない連続する 2時間以上の時間として定義されています。これらの細かい内容は次のリンク先を参照してください。

MyAnalytics のヒントのページが面白い 

MyAnalytics から得た Insight により、こんなアクションをしてみては? という資料が下記のリンク先に上がっています。これが意外と興味深いです。

たとえば、「会議を短くしましょう」というセクションですが、会議に使った時間の 25~50% は無駄というアンケート結果(重役が対象だそうですが)がある。そこで、一部の企業は立ったままで行う会議を導入しています、とあります。私は、立ったまま会議というのは経験がありませんが、確かに短時間で済ませるという意味では面白い取り組みです。あと、1週間の定期的な会議を削除して、本当になくなると困る会議だけ再追加する、など。残業時間に関しては、「思いやりのある同僚になりましょう」ということで、受信者の通常の業務時間になるまでメールを下書き保存したり、配信を遅らせるようにしましょう、と。

そのほか、次のような内容も。

人間関係を育てる時間を増やして生産性を向上する

業務時間中にリラックスする時間を少し取ることができれば、気持ちが回復するだけでなく、仕事の成功につながる可能性があります。人間関係を育て、ネットワークを作ることに時間を使うと、仕事の発展にとって大きな利点があることが証明されています。ある提携チームの研究によると、成功している営業担当員とネットワークの大きさの間に相関性があることが証明されました。この研究では、売上がトップの営業担当者は、平均以下の売上の担当者よりも、社内のネットワークが 33% 大きいことがわかりました。この事例では、重要な同僚との関係に対する投資は、高パフォーマンスに転換されることを示しています。

重要なことに時間を割く

昼食を抜いて、自席で 4 杯目のコーヒーを飲むのではなく、チームとの食事を楽しみましょう。多くの場合、脳を休め、ネットワークを育てることで、生産性を向上できます。

MyAnalytics の比較的最近の変更点

余談ですが、以前は MyAnalytics は Delve Analytics と呼ばれており、2016年10月より MyAnalytics に呼び名が変わりました。資料によっては古い表記が残っているかもしれません。またDelve Analytics のころは、サービスを追加購入して設定しから 4週間程度経過しないと統計データが取得できませんでした。しかし、現在は1週間ほどでデータが取得できるようになっています。

Outlook にも自動的にアドインが追加されるようになっており、メールの内容ごとに分析したりすることも可能です。これによって、自分が送信した特定のメールを読んでいるユーザー数などが把握できます。ただし、2017/5/5 以降 アドイン機能が更新されており、5件を越える連絡先に送信したメールだけがメール開封率と既読率を確認できるようです。以前は1件でも表示できていたのですが。

詳しくは次のリンクを参照してください。

[Outlook on the webの例] ※Outlook 2016 も同様

  2017-05-06_7-27-07

また、Outlook アドインからフォーカス時間の確保ができるようにもなっています。これで手軽に予定をブロックできます。

2017-05-06_7-47-26[アドイン上でのフォーカス時間の確保(アニメーションGIF)]

2017-05-06_7-45-30[予定表に予定が追加されたことを確認]

また同じくして2017/5/5 から私の利用しているテナントでは Office 365 のランチャーに "MyAnalytics" が増えました。従来通りDelve ページからアクセスできるのですが、ランチャーへの追加により MyAnalytics ページに直接アクセスできるようになりました。機能アップデートに伴う変更のようですね。

2017-05-05_15-19-06

 


新しい OneDrive の同期クライアントをインストールしても以前の OneDrive 同期クライアントで同期してしまう問題

以前の OneDrive 同期クライアント (Groove.exe) を使っていて、新しい同期クライアント (OneDrive.exe) をインストールしても、SharePoint Online のドキュメント同期をする際に旧バージョンが起動し新しい同期クライアントでの同期が行われないことがあります。

原因は SharePoint Online の管理設定が "古いクライアントを起動" するように設定されていることにあります。

新しい同期クライアントを試す

まずお試しとして特定のユーザーだけで新しい同期クライアントを有効にするには、新しい同期クライアントをインストールしたうえで、下記のページから TeamSiteSyncPreview.reg をダウンロードして開き、"SharePoint ドキュメント ライブラリ同期" を有効にするようにレジストリ変更する必要があります。

詳しくは次のリンク先を参照してください。

OneDrive の次世代同期クライアントを使用して SharePoint ファイルを同期する - Office サポート

新しい OneDrive 同期クライアントと SharePoint Online の同期を有効にする方法について説明します。

 

SharePoint Online 側で設定を変更する

本格的に新しい同期クライアントを社内で展開するには、SharePoint 管理センターの[設定]から "SharePoint の同期クライアント" の設定を "新しいクライアントを起動" に変更します。意外に気づきにくい設定であるため、確認するようにしましょう。

2017-05-05_14-16-45

あとは必要に応じて引継ぎコマンドである 「OneDrive.exe /takeover」を実行し、OneDrive を再起動します。