Office 365 Enterprise Edition での Microsoft Booking の有効化

Office 365 の予約管理アプリである Microsoft Bookings は次のサブスクリプションで既定では有効になっています。

  • Office 365 Business Premium
  • Office 365 Education A3, A5

現在は Office 365 Enterprise E3 または E5 でも無料で利用できるようになっていますが、既定ではオフであり、追加設定が必要です。

で、この設定手順の掲載場所を探すのが手間取ったので備忘録です。具体的な資料は下記の場所にありますが、英語のみです。

Get access to the Office 365 Business apps for Enterprise subscriptions

必要な設定を要約すると Office 365 のテナントレベルで有効にしたあと、フリーのアドオンとして追加しないといけません。その後、ライセンスをユーザーに付与します。

まず Office 365 のテナントレベルの設定ですが、Office 365 管理センターから[設定]>[サービスとアドイン]の順にクリックし、Bookingsを有効にします。

続いて、アドオンを追加します。通常、アドオンは有料ですが、Bookings は無料です。手続き上、支払いのページにアクセスさせられますが(下記動画では省略しています)、もちろん0円です。

以上の設定が終わったら、あとはユーザーアカウントにライセンスを付与します。

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ということでまずはここまでが、事前設定です。

ライセンス付与されたユーザーは https://www.office.com/ にアクセスすると利用できる「すべてのアプリ一覧」に Bookings が表示されるようになります。

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ということで、本記事はここまで。

 


SharePoint Online の新しい管理センター

Office 365 ロードマップを確認していたら、2018/1/12 付けで 開発中の「新しいSharePoint Online 管理センター」に関する情報が更新されていました。

2018/1/22 から First Release に対してロールアウトを開始だそうです。

現在プレビューを申し込んだテナントにしか展開されてませんし、まだステータスは In development ではありますが、もともと2018年1月にリリース予定でしたから、より広く利用できるようになりそうです。最初は利用できる機能は少ない状態になるでしょうが、正式にリリースされれば、時間とともにより機能が充実していく予定となっています。

楽しみですね。

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以前書いた関連記事はこちら


SharePoint Designer 2013 ワークフロー "タスクが作成されない"

SharePoint Designer 2013 を使ってワークフローを開発するという流れも、今後は Microsoft Flow へと移り変わっていくものと思いますが、まだ Microsoft Flow を社内で利用させる取り決めをしていないというところも多いと思います。もちろん、まだ本格的に運用に乗せようと思うと、日本語対応が不十分だったりともう少し時間がかかりそうです。ましてや、オンプレミスの SharePointを利用しているとなると、もちろん ゲートウェイを利用すればクラウドのMicrosoft Flow のサービスと連携できますが、諸事情で検証が十分に行えないといったこともあり、まだ SharePoint Designer 2013 を使ったワークフロー開発も残っているわけです。

ということで、今更 SharePoint Designer 2013ワークフローのトラブルシューティングネタではあるのですが、備忘録として記載しておきます。

SharePoint Designer 2013 で "SharePoint 2013 ベース" のワークフローを作成していて、承認フローを作ろうと "タスク プロセスを開始する" アクションなどを使っていたのですがタスクが作られないという現象が発生。

結論からいうと、SharePoint 側の"証明書が切れていた" という落ちでした。。。Workflow Manager 1.0 との接続に SSLを使っていたのですが、うっかり証明書が切れていたわけです。しかし、SharePoint 2013ベースのワークフローは作成でき、発行もでき "タスク作成" 以外が動くので、原因追及に少し時間を要しました。今回はたまたま "タスク作成" のところで躓きましたが、細かく見ていけば他にも影響はあるかもしれません。

ということで、本番環境ではこうしたことはないと思いますが、検証用の環境でなまじ SSL など使って設定していると証明書の更新をうっかり忘れる、ということはありそうですのでご参考まで。

 


SharePoint Designer 2013 と多要素認証

SharePoint Online を利用していてかつ多要素認証 (MFA) l利用している場合は、SharePoint Designer 2013 を使ってワークフロー開発などをするために SharePoint サイトにアクセスすることがあると思いますが、通常のユーザー名とパスワードでは認証が通りません。

MFA を使っている場合は、アプリケーション パスワードを指定する必要があります。アプリケーション パスワードは Outlook 接続に必要だったりしますが、SharePoint Designer 2013 の場合も同様です。

アプリパスワードの取得方法については下記を参照してください。

Office 365 のアプリ パスワードを作成する

2 段階認証を使用する場合に、Office 365 に接続するプログラムのアプリ パスワードを作成する方法について説明します。


Office 365 ProPlus - インターネット接続とライセンス認証-

Office 365 ProPlus は、常時インターネット接続する必要はないものの、30日ごとに最低1回はインターネットに接続する必要があるとのこと。この接続でユーザーが持っている Offie 365 サブスクリプションの状態を確認するそうです。30日を経過してインターネットに接続しなかった場合は、機能制限モードになります。もちろん、またインターネットに接続してきちんとサブスクリプションが確認できれば通常モードで使えるようになります。

ということで、頻繁にインターネット接続しないような利用形態では、Office Professional Plus 2016 を利用するなど従来のライセンス認証のアクティベーション方法をとった方が好ましいと言えます。

機能制限モード(reduced functionality mode) って? 

ところで、機能制限付きモードとはどんなものでしょうか? このモードになると既存ファイルの閲覧や印刷はできるものの、新規にファイルを作成したり、編集したりできなくなります。このモードになると次のようなメッセージが表示されるようになります。

78aa59b0-8772-4ba2-8094-bfeb65602ab7 ※英語版の場合

[参考] About Office 365 ProPlus in the enterpriseエンタープライズでの Office 365 ProPlus について

[参考] Overview of licensing and activation in Office 365 ProPlus