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[SharePoint] サイトのユーザーの部署情報などをExcel から取得する

SharePoint のリストやライブラリのビューは Excel にエクスポートできますが、部署情報なども含めてエクスポートしたいというニーズも多いでしょう。しかし、意外に簡単ではありません。

そこで、 Excel アドインであるで Power Query を使って、サイトに登録されているユーザー情報(UserInfo)を取得する方法を紹介します。この方法を覚えておけば、リストやライブラリからエクスポートしたデータと組み合わせ vlookup 関数など組み合わせて利用することで部署、肩書、電子メールアドレスなどをマップできるようになります。

 

 


SharePoint 2016 では検索の MaxDownloadSizeExcel の既定値が異なる

SharePoint 2013 / 2016 の検索コンポーネントではクロール時にダウンロードできる最大ファイルサイズが PowerShell から確認および設定できます。クローラ―は可能な限り最大値まで各ドキュメントをダウンロードしてきて、その後、コンテンツ処理コンポーネントに情報を渡してワードブレークなどの形態素解析を行い、インデックスを生成するわけです。

さて、SharePoint 2013 ではExcel 以外のドキュメントに対する最大ダウンロードサイズ : "MaxDownLoadSize" プロパティの既定値は 64MBであり、Excel の方の"MaxDownLoadSizeExcel" の値は 3MB となっています。PowerShell で確認してもそうなっています。

しかし、念のため SharePoint 2016 でも設定値を確認すると、"MaxDownLoadSize" プロパティの既定値は同じですが、Excel の方の"MaxDownLoadSizeExcel" の値が 4MB になっている! 

2017-03-05_8-19-56

TechNet の「Software boundaries and limits for SharePoint Server 2016」でも3MBが上限と書かれているのですけど、実際には違いますね。ドキュメントではなく実機の値が "正" でしょうね。


[SharePoint] Wiki ページライブラリの "ホームページ" について

SharePoint 上でチーム サイトを作成すると Wikiページライブラリが 「サイトのページ」という名称で自動作成されます。Wikiページライブラリはサイト内に複数追加できるため、用語集、製品情報などの情報で分類したりもできます。

さて、この Wiki ページライブラリには "ホーム ページ" があります。"ホーム ページ" というと、インターネットに公開されているWebサイト全般のことを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、"最初に表示されるページ" という狭義が本来あります(厳密にはサイト内の特定のページまでアドレス指定しなくてもサイトのURLまで指定すれば勝手に表示される既定のページです)。

Wiki ページ ライブラリを新規に追加すると次の 2つのページが同時に自動生成されます。

  • ホーム.aspx
  • このライブラリの使用方法.aspx

このうち、ホーム.aspx が Wiki ページ ライブラリのホームページであり、Wiki ページライブラリのURLまで指定したときに最初に表示されるページとなります。サイドリンクバーなどに[最近使った項目]見出し配下に表示される Wikiページ ライブラリのURLをクリックすると既定では ホーム.aspx が表示されます。

さて、ここから開発面でのお話です。

Wiki ページライブラリのRootFolderオブジェクトには WelcomePageプロパティがあります。新規作成のWikiページライブラリなどは既定値が "ホーム.aspx" になっています。この値は変更できるため、同一ライブラリ内の任意のWikiページをホームページとして設定できます。たとえば、「Wikiページライブラリのホームページとなるページのタイトルが常に "ホーム" と表示されるのは、サイトのホームページと混同するので変えたいといったニーズがあれば、知っていると役立ちます。

JavaScript Object Model の例)

//Wiki ページライブラリのホームページの確認
...
var ctx=new SP.ClientContext();
//リストのオブジェクトを取得
var list = ctx.get_web().get_lists().getByTitle("Wikiページライブラリの名前");
var rootFolder=list.get_rootFolder();
ctx.load(rootFolder);
ctx.executeQueryAsync(function(){
//成功時のハンドラ
alert("結果 : rootFolder.get_welcomePage());
//set_welcomePage()メソッドの引数に任意のページを指定すればよい。最後RootFolderのupdate()メソッドを忘れずに!
},
function(){//失敗時のハンドラ});

[SharePoint 2016] SuiteBar の設定変更

SharePoint 2016 ではSuiteBarの設定は変更できるのか? という記事です。まずはおさらいから。

SharePoint 2013 でのおさらい

SharePoint 2013 では SuiteBar (スイートバー)の左側の "SharePoint" という文言をファーム管理者が変更できました。SuiteBar とは下図のところです。

SuiteBarSP2013

ファーム管理者は次のような PowerShellのコマンドを実行して変更できます。

[既定値の取得]

Add-PSSnapin Microsoft.SharePoint.PowerShell
$webApplication=Get-SPWebApplication "http://sp2013"
$webApplication.SuiteBarBrandingElementHtml

上記コマンドを実行すると下記のような出力が得られます。

<div class="ms-core-brandingText">SharePoint</div>

ということで、単純にHTMLが記載されているだけなので、下記のようにして変更できます。

$webApplication.SuiteBarBrandingElementHtml="<div class='ms-core-brandingText'>オフィスアイ社内ポータル</div>"
$webApplication.Update()

ちなみに、この設定はSharePoint Webアプリケーション単位の設定であるため、たいていの場合、組織全体のサイトで一括設定しかできません。

SharePoint 2016 では? 

SharePoint 2016 ではどうだろう? と検証してみました。SharePoint 2016での表示は次の通りです。

SuiteBarSP2016

2013と同様にSuiteBarBrandingElementHtmlプロパティは取得できます。しかし、SuiteBarBrandingElementHtmlの値を更新しても、何も変化しない。これは仕様なのかは不明ですが。そのためSharePoint 2016 では表記の変更はSuiteNavBrandingTextプロパティを利用しましょう。

$webApplication.SuiteNavBrandingText="オフィスアイ"
$webApplication.Update()

  SuiteBarSP2016-update

SharePoint 2016 では次のコマンドを実行すると Office 365 と同様にロゴを表示することもできます。

$webApplication.SuiteNavBrandingLogoNavigationUrl = "http://sp2016-a/sites/SiteBranding"
$webApplication.SuiteNavBrandingLogoTitle = "オフィスアイ デモサイト"
$webApplication.SuiteNavBrandingLogoUrl="/_layouts/15/images/officei/office-i-logo.png"
$webApplication.Update()

SuiteBarSP2016-update2

元の設定に戻す場合はSuiteNavBrandingTextやSuiteNavBrandingLogoNavigationUrlなど使用したプロパティはそもそも既定値が空であるため、空の値("")を代入するだけです。

 


[SharePoint 2016] ひと目でわかる SharePoint Server 2016 発売 !

日経BP社より 「ひと目でわかる SharePoint Server 2016」がいよいよ発売されることになりました!  内容は前回と比べて大幅にリニューアルしています。

<<書籍情報>>

タイトル:ひと目でわかるSharePoint Server 2016
著者:オフィスアイ株式会社 平野愛
判型:B5変型判
ページ数:696
価格:定価3672円(本体3400円+税)
ISBN:978-4-8222-9880-7
発売日:12/23(金)

 

現在、Amazonのサイトなどで予約受付中です。 

本日見本誌も届きました。

WIN_20161215_09_59_17_Pro

今回でひとめシリーズも4冊目になりますが、今回は私の単独執筆です(執筆に結構長くかかってしまったので、実物が届いてようやくかぁと実感しているところです。。。)。最初のSharePoint 2007版を書いたのが 2006年の年末から翌年にかけてでしたから、おおよそ10年経過したことになります。

さて、内容的としてはタイトル通り SharePoint Server 2016 が中心ですが、そもそも SharePoint Server 2016 は Office 365 の SharePoint Online がベースとなっているため、Office 365 をご利用の方でも多くが参考になると思います。

「ひと目でわかるSharePoint Server 2013」より、さらに100ページ多くなってしまいましたが、なるべく利用者が操作に迷わないよう、前作での反省点も踏まえ、手順説明など補足したり大幅に変更したりしていますので、従来版をお持ちの方も手に取ってみていただければ幸いです。