[Trouble Shooting] User Profile Synchronization Service が正常に開始しない
[SharePoint 2010] サイト テンプレート情報の取得

勉強会と「Windows Azure 上への AD, SQL, SharePoint の展開」について

" Japan SharePoint Group " ユーザーコミュニティが 2012年9月1日に東京で実施した勉強会に参加させていただき、1セッション登壇させていただきました。このコミュニティへの参加は初めてです。土曜にも関わらず、手弁当で約60名の方が参加されており、SharePoint への関心の高さを改めて実感いたしました。欠席者もほとんどなかったようです。この場を借りて、改めてご参加いただいた皆様および今回登壇をさせていただく機会と場を提供してくださった、松崎さん、山崎淳朗さん、CSK Win テクノロジー様および関係者の皆様に御礼申し上げます。

勉強会では様々な方が登壇され、みなさんご自身でのご経験などを交えて話をされており、非常に勉強になりました。今回の勉強会の詳細についてはこちらをご参照ください。

今回、私は50分弱の時間をいただき「 Windows Azure と SharePoint について」ご紹介しました。今年の6月にマイクロソフト社が発表した "Windows Azure 上に仮想マシンを構築できるようになる" ことを受け、Azure 上への Active Directory , SQL Server, SharePoint Server ファームの展開ができるようになります。非常に興味深い機能です。まだ、プレビューではありますが、自習書も公開されており、Windows Azure アカウントを持っている方は試せます(トライアル アカウントでもOKです)。

使用した資料は次のリンクからダウンロードできます。

また UStream に録画が公開されているので、よろしければご覧ください。※ほかの方の登壇内容も見られます。

Windows Azure 仮想マシン機能の概要

上記資料にも記載しましたが、Windows Azure が Iaas (Infrastructure as a Service) に対応することになり、Azure 上で仮想マシンおよび仮想ネットワークを利用できるようになります。現在、Windows Azure の管理ポータル にプレビューポータル へのリンクが公開されており、これをクリックすると仮想マシンなどが構成できるポータル へ画面遷移します。

[Windows Azure の管理ポータル]

AccessToPreviewPortal
[プレビュー ポータル]

PreviewPortal

仮想マシンは Hyper-V で利用されている VHD フォーマットとなっており、Azure の Storage につながっています。仮想マシンの作成などは基本的に Azure のポータル サイトまたは Windows Azure PowerShell コマンドレットで管理します。特に、仮想マシン作成には既定でイメージが用意されており、Windows Server 2008 R2 SP1 がセットアップされているイメージや SQL Server 2012 評価版などのイメージが利用できるようになっています。これらを使用するとOSのセットアップなどする必要がありません。またイメージはカスタムイメージを作成して、Windows Azure 上で利用することも可能です(既存のイメージから作成したVHDで作成できますが、ローカルにあるVHDをアップロードすることもできるようです。この場合、Sysprepを必ず実行しておくことが重要です)。SharePoint サーバーを複数台展開する場合などは、あらかじめカスタム イメージを作成してから展開すると良いでしょう。

仮想マシンが作成されると、リモートデスクトップで接続して利用できるようになるため、オンプレミス環境とあまりそん色なく利用できます。O365 と異なり、完全にプラットフォーム自体をホストすることになるので、特に SharePoint 上でのソリューション開発などは柔軟に行えるのは非常に大きなメリットだといえます。また、ネットワークロードバランスなども設定のみで利用できます。さらに、インターネット上への公開も DMZ などを意識することなく SharePoint のアクセス権限設定および仮想ネットワークでサポートするプロトコル設定等を行うだけで、構築可能です(現状では "サービス名".cloudapp.net という URL になっている)。

なお、仮想ネットワークは設定によってオンプレミス環境ともやり取りできるようになっています(VPNアクセス)。

興味のある方は、インターネット上に公開されている Windows Azure Training Kit を入手してください。ステップバイステップで試せるよう手順書などが利用できます(Hands On コンテンツの Virtual Machine の章を一通り試すと良いです)。

Windows Azure Training Kit (August 2012 Refresh) ダウンロード

AzureHandsOn

この Training Kit では評価版の SharePoint Server 2010 for Internet Site を利用することになっていますが、現在公開されている SharePoint Server 2013 Technical Preview も試してみたところ同様の手順でインストールできました(SQL Server 2012 を SharePoint Server 2013 でも利用できます)。

ただ、セミナーの際にも説明しましたが、SharePoint Server 2013 のセットアップイメージは ISO イメージで提供されているのでマウントして利用する必要がありますが、Windows Azure VM ではマウントができません。そのため、ISO イメージをドライブとしてマウントしてくれる、フリーフェアなどを利用するとよさそうです。

また、無償版の Windows Azure アカウントでイメージなどを複数作成しているとすぐに容量制限を超えてしまうので気を付けてください。

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