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SharePoint Conference 2019 始まる

2019年5月21日から23日までの日程で Las Vegas にて SharePoint Conference 2019 が始まりました。SharePoint に特化したセッションばかりの3日間です。今年は幸い現地にて参加しています。

SharePoint Conference は最初は Microsoft 主催でシアトルで開催されていましたが、それが Las Vegas 開催へと発展し、しばらくの間は Mandalay Bay (ホテル名)で行われていました。その後、SharePoint 以外も含めた Microsoft Ignite へと吸収されてしばらく開催がなくなってしまいます。しかし、2018 年から Microsoft 協賛の North America でのコミュニティイベントという形で復活しました。ですから、純然たる Microsoft のカンファレンスというわけではありません。登壇者も Microsoft の社員は勿論、Microsoft MVP などが担当します。現場視点での興味深いセッションも多く見られるというのが非常に特徴的です。

SharePoint Conference 2019 は、MGM Grand Conference Center で開催されています。

セッション数は SharePoint 関連だけで(Teams や Stream, PowerApps/Microsoft Flow なども含む)  200 以上。国内ではとてもこれだけの情報量はでてきません。

 

SharePoint Virtual Summit

さて、Keynote や主要なセッションについては SharePoint Virtual Summit として下記のURLから On-demand でどなたでも閲覧できます。

https://www.microsoft.com/en-us/spvs

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最新情報

その他のセッションは基本的には現地でしか見られません。とはいえ、SNS の恩恵により、現地にいなくても、息つく間もなく、このカンファレンスから発信される情報を拾えるので、便利な世の中になったものです。

ということで SharePoint Confernce 2019 (#SPC19) から発信された主だった最新情報を Twitter から引用してまとめておきましょう。日本語に訳している時間がないほどの情報量です。自分が発信したものだけでなく、他の方々もスライド部分を Twitter で公開しているので、それも含めます。

ちなみに、この記事を書いているのは 2日目が終了時点です(それでもすごいボリューム)。最終日にまとめていると、帰国の準備だなんだでバタバタするので、先にわかっている範囲でまとめます。追加があれば、改めて記事を書きます。

そしてまだモダンサイトをしっかりと勉強できていない方がいれば、これを機会に早めに取り組んでいってください。時間がたてばたつほど新たに覚えることが増える一方です。特にオンプレミス環境とは雲泥の差で、差は広がるばかり。。。

チームワーク全般

SharePoint Home site 

SharePoint Home sites っていうのが出てきます。

ポータル機能

近日中に利用できる機能としては Vertical Section 、コンテンツのコピー&ペースト、Webパーツとセクションの複製などが注目です。今年の後半はニュースやページのスケジュール公開がやはり根強い期待感があるところでしょうか。

イントラネットのデザイン周り

ハブの数が 100 から一気に 2,000 に拡大されるのが一番のポイントです。

SharePoint チームサイトとビジネスアプリ

個人的に注目しているのは サイトをサイトデザインに抽出できるようになる部分です。サイトのテンプレート化ができる。また、カードベースのリストビューというのも気になります。さらに、PowerApps Forms がゲストアクセスできる (リストのフォームの方だと思います。このセッションも参加できなかったので、詳細は確認できていません)!

SharePoint リストとライブラリ

OneDrive for Business のRoadmap

機能が盛りだくさん過ぎます。

Teams 内のチームの「ファイル」タブ

ファイルタブの中身が SharePoint のドキュメントライブラリとほぼ同等に使えるようになります(もともと実体は SharePoint ではあるのですが)。

Microsoft Teams を活用するためのエチケット

当該セッションには参加していないのですが(参加したいセッションが複数被るため)、コンパクトに分かりやすく infographics にまとめてくださっています。素晴らしい。

SharePoint 開発

SharePoint Framework に関するロードマップ。

Microsoft Search

去年からパブリックプレビューが始まり、先日 GA となった Microsoft Search です。SharePoint を含め検索機能は今後 Microsoft Search がベースになります。そして、今後は機能が結構増えそう。

Microsoft Search では今後 コネクターが用意される予定となっており、オンプレミスの共有フォルダー検索もこれで対応できるようになるとのこと。

 

SharePoint ECM 

Microsoft Stream roadmap

個人的に気になるところは Screen recording 、 External video sharing, Microsoft Search integration。Stream上のビデオって、意外とまだ Stream内からしか検索できません。ですから、Delve からも対象外となっている(内部的に検索機能を使っているので)。

サイトスクリプト

サイトスクリプトも新機能が続々登場される予定。

Yammer の Question and Answer 機能

Yammer に質問と回答の機能が追加されます。Live Events 内でも利用できます。

 

Yammer の新機能

 

Microsoft Flow に SharePoint 関連機能が追加

ようやくファイルのチェックイン/チェックアウト、権限設定などができるようになるようです。

サイトコレクションのURLが SharePoint Online 管理センターから変更できる

この機能は既に Target Release テナントから順次展開されていて、私が利用しているテナントでも利用できるようになっています。URLを変更しても旧URLから新しいURLへリダイレクトしてくれる機能も備えています。

Microsoft Kaizala

Teams とよく似たイメージの Kaizala。その違いを、またまた infographics にしてくださっています。すごくわかりやすい!


[SharePoint Online] RSS Webパーツと PowerApps

SharePoint のモダンサイトでは RSS Webパーツを利用したくても、コネクターとして提供されているうえに、Office 365 グループに接続されていることが前提になってしまっています。コミュニケーション サイトを前提にポータルを作るとなると、Office 365 グループ接続はしないでしょうし、仮に Office 365 グループに接続されていたとしても、このコネクター自体、あまり使い勝手がよくありません。

実際に同様のご質問を、以前、研修時にも頂きました。

さて、今のところ最善策として取り得る選択肢の一つは SharePoint Framework を使って独自に Web パーツを作るかということですが、これもいきなりはハードルが高い。そこで手軽に利用することを考えると PowerApps アプリとしてページに埋め込んでしまうというのも一つの手です。

実際に作成してみているのが下記のページです。PowerApps の公式 Blog の RSS フィード("https://powerapps.microsoft.com/en-us/blog/feed/")を読み込んでいます(細かい話ですが、"New!" アイコンは発行日が今日から一週間以内かどうか簡単な判定式を書いて表示しています。基本的な手順だけではアイコンまでは表示できないのでご注意を)。

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ちなみにSharePoint Framework に関しては React コントロールを使った Webパーツの紹介およびソースコードが最近実施された SharePoint Developer Community (PnP) の Community Demo でも公開されています。

PowerApps アプリの作成

大まかな手順は次の通りです。

  1. 空の携帯電話レイアウトからキャンバス アプリを作成
  2. データソースとして RSS コネクターを追加しておく
  3. OnStart もしくはメインスクリーンの OnVisible に次の式を指定
    ClearCollect(feeds,RSS.ListFeedItems("https://powerapps.microsoft.com/en-us/blog/feed/"))
  4. ギャラリーコントロールを配置し Items プロパティに feeds コレクションを設定
  5. 画面上部にHtmlテキスト コントロールを配置し、Galleryで選択したアイテムの Summary 部分を表示

もちろん、細かい微調整はするのですが、大体は上記のような感じで作成します。さらに言えば、SharePoint リストの RSS フィードは利用できませんので注意しましょう。そもそも、SharePoint リストなら、PowerApps から SharePoint コネクターを使えばリストデータは取得できるため RSS フィードは利用する必要がありません。

音声はありませんが、手順をビデオにしているので参考になれば幸いです。


Microsoft 365 管理センターにプレビュー登場

Microsoft 365 管理センターにプレビュー機能が登場。設定を切り替えるとモダンなページに。少し見やすくなったかな。

まだ機能的にはさほど変わらず。今後アップデートに期待ですね。

 

[従来] 画面右上に "プレビュー版を試す" が登場!

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[プレビュー版] 

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新刊 「ひと目でわかる Office 365 導入・運用管理編」発売 !

久々に新刊のお知らせです。日経BP社より下記の書籍が発売されることになりました。

2018年11月15日発売ですが、Microsoft Tech Summit 2018 のイベント会場で先行販売も行われます。

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ひと目でわかるOffice 365導入・運用管理編 

著者:オフィスアイ株式会社 平野愛
判型:B5変型判
ページ数:568
価格:定価3888円(本体3600円+税)
ISBN:978-4-8222-5368-4
発売日:2018年11月15日

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Amazon でも予約受付中です。

ひと目でわかるOffice 365導入・運用管理編 (マイクロソフト関連書)

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概要

Office 365の概要から運用管理までカバーした解説書です。Office 365 全般について、ここまで網羅的に記載している日本語の書籍は今のところないのではないかと自負しています。

本書では、Office 365が提供するサービスや機能、プラン、ライセンスといった概要から、ユーザー/グループの管理、
管理センターやPowerShellを使用した主要なサービスや機能の管理、Officeクライアント、セキュリティの設定やレポートなどの運用管理までわかりやすく解説します。
Office 365はカバー範囲が広く機能が豊富なため1冊ですべてを紹介するのは困難であり、本書ではSharePoint OnlineやExchange Onlineといった個々のサービスの詳細には踏み込まず、Office 365の導入および運用管理のための第一歩として、Office 365全体の概要や設定について説明しています。Office 365の管理者や導入を検討されている方にお勧めの1冊です。

 "Office 365" はカバー範囲が広く、どこまで網羅するか、どの程度の浅さにするかなど悩み抜きました。とにかく「Office 365 導入しているけど全体像がよくわからない」という現場の声が圧倒的に多く、その声にこたえるべく「とにかく1冊を手元に置いておけば、一通りの基本がわかる」ように執筆しました(もちろん、まだ"ああした方がよかったかな"という迷いが完全になくなったわけではないのですが、どこかで区切らないと機能がどんどんUpdateされていくので終わらない)。

まずはこの本で地固めをしていただき、あとは「ひと目でわかる」シリーズにOffice 365 関連書籍が出ているエリアも複数あるため、詳しくはそういった書籍で深堀していただくスタンスで学習していただけるといいなと思います。

ちなみに、本書籍の元となっているのは弊社で実施している下記のオリジナル研修の内容です。研修を受けた方も深堀できるようにしていますので、ぜひお手に取っていただければと思います。

 

「 1日でわかる! Microsoft Teams および Yammer による Office 365 利活用ワークショップ」

目次

 第1章 Office 365を導入・運用するための基礎知識を身に付けよう

  1. Office 365の導入から運用までの流れ
  2. Office 365のインフラストラクチャ
  3. Office 365の購入プラン
  4. Office 365 ProPlus/Office OnlineおよびWebブラウザー環境
  5. Office 365ロードマップ
  6. 標準リリースと対象指定リリース

第2章 Office 365の各アプリやサービスを把握しよう

  1. アプリの起動とアプリ起動ツール
  2. ユーザー個人の情報基盤(Delve/OneDrive for Business)
  3. 電子メールによるコミュニケーション
  4. 予定管理および会議開催
  5. ファイル共有/ビデオ共有(SharePoint/Microsoft Stream)
  6. コラボレーションの中核としてのOffice 365グループ
  7. タスク管理
  8. Skype for Business
  9. コミュニケーションツールの使い分け(Yammer/Microsoft Teams)
  10. PowerAppsとMicrosoft Flow
  11. Microsoft Staffhub
  12. Microsoft Forms
  13. Microsoft Sway
  14. Microsoft Bookings


第3章 Microsoft 365管理センターの使い方を把握しよう

  1. Microsoft 365管理センターにアクセスしよう
  2. 管理者の役割
  3. 組織プロファイル
  4. メッセージセンター
  5. 使用状況レポート(Usage Report)
  6. サービスとアドインの設定
  7. サービスの正常性
  8. サポートへの問い合わせ
  9. モバイルアプリ
  10. Power BIを使った活用状況分析

第4章 Windows PowerShellを使ったOffice 365の管理の基本を学ぼう

  1. Windows PowerShellとOffice 365
  2. Office 365(Azure Active Directory)に接続する
  3. Exchange Onlineに接続する
  4. SharePoint Onlineに接続する
  5. Skype for Businessに接続する
  6. Microsoft Teamsに接続する

第5章 ユーザーアカウントを管理しよう

  1. Azure Active Directory(Azure AD)とOffice 365
  2. ID管理の選択肢
  3. 現在の同期や認証構成の確認
  4. ログイン名に関するポリシー
  5. パスワードポリシー
  6. クラウドIDの管理
  7. 多要素認証 (Multi-Factor Authentication)

第6章 グループアカウントを管理しよう

  1. Office 365で利用できるグループを把握する
  2. セキュリティグループ
  3. メールが有効なセキュリティグループ
  4. Office 365グループ
  5. 配布リスト

第7章 サービスを各“管理センター"で管理しよう

  1. 管理センターとは
  2. Exchange管理センター
  3. OneDrive管理センター
  4. SharePoint管理センター
  5. Microsoft Teams&Skype for Business管理センター
  6. Yammer

第8章 セキュリティ&コンプライアンスセンターを利用しよう

  1. セキュリティ&コンプライアンスセンターの概要
  2. セキュリティ&コンプライアンスセンターに対するアクセス許可
  3. Office 365セキュリティスコア
  4. データ損失防止(DLP)
  5. 保持(Retention)
  6. 脅威からの保護
  7. コンテンツ検索
  8. 監査ログ

第9章 Office 365 ProPlusを管理しよう

  1. Office OnlineとOffice 365 ProPlus
  2. Office 365 ProPlusの概要
  3. Office 365 ProPlusの展開
  4. 更新

 

 


Microsoft Forms の新機能 - Ideas -

Microsoft Forms に新機能が近く、ロールアウトされます。

Welcome to Forms Ideas - Analyze Your Response Data Smartly in Forms

We're excited to announce our new feature, Forms Ideas! We're rolling out this feature and it will soon be available for all customers! With Forms Ideas, you don't have to be a data expert, but can get the most out of the data you collected.

公開されている情報は英語の情報のみとなっているので、情報をかいつまんでおきましょう。

"Forms Ideas" という機能で、データ分析の専門家でなくてもいろんな切り口で分析ができるというもの。ちなみに、Office の Excel と PowerPoint にも新機能として Ideas が投入されます。PowerPoint の場合は、スライドの内容に適したデザインや画像を探してくれます。Excel だとスプレッドシートのテーブルからグラフの候補を複数提案してくれたりします。こうした機能も裏ではAIが利用されます。

つまり "Ideas" というキーワードには AI が裏で働くということを意識した方がいいようです。

ところで、分析でいうと Insight というキーワードが思い浮かびますが、日本語で言うと洞察ですね。Forms Ideas は様々な切り口の分析をして素早くInsightを得られるように AI がフォローして提案してくれるということのようです。

 次のように[回答]タブの画面からアクセスできるようになるとのこと。

Idea blog_2_entry

たとえば、回答結果を部門ごとに集計したり。

Idea blog_3_Distribution customization insight

各設問間の関連性(規則性)を提示してくれたり。

Idea blog_4_association rule analysis

相関関係および相関係数を割り出してくれたり。

Idea blog_5_Correlation insights_detail chart

感情分析をしてくれたり。

Idea blog_6_Text sentiment insights_positive

なお、こうした分析はさすがに回答数が少ないと表示されません。"Ideas" のリンク自体が表示されない。最低10回答はないとけいないし、有効な結果が得られない場合も表示されないとのことで、このリンクが出てきたら、「おっ、このフォームは分析してくれたようだな」とクリックしてみることになりそうです。

サポートされる言語は Forms がサポートしている言語となっているため、日本語も対応しています。

Microsoft Forms でサポートされる言語

個人利用のパブリック プレビューも提供開始

そうそう、余談を。Microsoft Forms は現在 商用利用ユーザーや教育機関向けの Office 365 プランでのみ利用できますが、新たに一般消費者向けに Public Preview が始まっています。個人的な利用も可能になりますね。