Microsoft Stream - PC上の操作画面を録画しよう!

先週から Microsoft Stream 上で、PC上の操作画面を録画できる機能がロールアウトされています。

Webブラウザーだけでこの機能が使えるというのが魅力です!

画面操作のキャプチャーに専用ソフトがないからといって Teams のオンライン会議の録画機能を駆使してきた方などには朗報と言えます。

逆に、既に何らかの3rdパーティ製の画面キャプチャーツールを使っ他ことがあると、機能は限定的だと感じるかもしれません。私は好んで SnagIt というツールを使っているのですが、キャプチャーした画面の簡易編集などはやはりこうしたツールの方に軍配が上がります。

基本的に Stream 上での画面録画は殆ど編集ができません。できても、出だしと最後をトリムするくらい。途中をカットするとか アニメーションGIFとして保存するといった小回りは利きません。

しかし、こうしたツールを持っていない、もしくは購入してもらうのが難しい場合は、簡易機能であってもこの機能が Webブラウザーだけで使えるなら、かなり便利になるといえるでしょう。操作手順などは手軽にビデオに録画して共有できるわけですから。操作マニュアルはもちろん、トラブルの発生状況の再現を録画してもらうといった使い方にも有効でしょう。

使い方

使い方を簡単にご紹介しておきます。

まず、Microsoft Stream ポータルにアクセスし、[作成]>[画面の記録]をクリックします。

Screen Capture - 1

これだけで録画を手軽に開始できます。カメラや音声アクセスなどを許可して録画も可能。

Screen Capture - 2

キャプチャできるのは次の通り。音声共有も指定できます。

  • 全画面
  • アプリケーション ウィンドウ
  • Chrome タブ

Screen Capture - 3

録画が終わるとそのまま Stream にアップロードできます。

Screen Capture - 6

制限事項

ところで、この機能をつかうには制限事項があるため注意しましょう。

この機能が利用できるのは最新版の Edge または Chrome のみ (Windows 10 もしくは macOS)。 MacOS 上の Safari はサポートされません。

システム オーディオを利用できるのは Windows のみです。macOS はサポートされていません。

また録画中にカメラが利用できるは画面全体を録画しているときであり、アプリケーションウィンドウやブラウザータブ単位での録画では利用できません。

録画時間は最大15分まで。これよりもコンテンツが長くなるようなら、短い録画を複数作成するといった工夫をすることになります。

公式資料

公式ドキュメントは下記の通りであり、基本操作だけでなく、先に挙げた制限事項などもここに記載されています。

Create screen recording | Microsoft Docs


Microsoft 365 Virtual Marathon 開催!

MS365virtual_800x400rev

2020年5月27~28日(太平洋時間) までの2日間36時間、表題の「Microsoft 365 Virtual Marathon 」というコミュニティ主体のオンラインイベントが開催されます! 参加費は無料。

ワールドワイド開催のイベントなっており、6か国語、300以上のスピーカと400以上のセッション数という非常に大規模なイベントです。

本イベントでは、ご縁があって私が日本語トラック全セッションのオーナーとして取りまとめをさせていただいており、運営チーム側としてもさまざまな準備をすすめています。

[各国のスピーカの分布]

Speaker Map M365VM

日本語トラックについて

ところで、このイベントは Office 365 コミュニティだけでなく、もともとは5月に実施される予定であった SharePoint Conference 2020 のメンバーも協力している共同開催となっています。

いろいろとやり取りをたどると4月頃から具体的な動きが始まっていたようです。

現在、イベント運営サイドでは Microsoft MVP の Ryan Schouten さんと、Joel Olson さんが中心でいろいろとアレンジしてくださっています。そして「日本も参加しないか」という Joel さんからの打診を、知り合いの方を経由して受けたのが事の始まり。つい先日のゴールデンウィークのことでした。

日本からは幸い現 Microsoft MVP および Microsoft MVP  Reconnect の方々の力強い協力を頂き、自分も含めて14名が登壇します。実施する時間帯も36時間中、日本の日中での開催を行えるよう5月28日に一括して実施します。

当初は1トラックの予定でしたが、実施するセッション数も予定よりも多く集まったため、日本語だけで同時に2トラックを走らせます。

ちなみにイベントへの登録方法日本語トラックのセッションスケジュールなどをMicrosoft MVP 仲間の太田さん (太田さんも登壇します!) が下記のリンク先(conpass)に情報をまとめてくださっています。

Microsoft 365 Virtual Marathon - Japanese Sessions

日本語トラックは、ビジネスユーザーおよびシステム管理者向けのトラックと開発者向けのトラックの2つに分けました。

スケジュールをここでも確認できるように下に記載しておきます。

Track 1 (JAPANESE Track): ビジネスユーザーおよびシステム管理者向け

開始時間 セッション
5/28 10:00-10:50 Microsoft Teams を組織で効率的に活用するためのポイント
Fumio Mizobata
5/28 11:00-11:50 Microsoft Teams を利用した Web 会議の実践テクニックと注目の機能アップデート
Hirofumi Ota
5/28 12:00-12:50 一石二鳥! Microsoft 365 を家庭で楽しく使ってスキルアップ! ( Home 365 )
Taichi Nakamura
5/28 15:00-15:50 Power Platform がもたらした、誰もが主役になれる世界
Ryota Nakamura
5/28 16:00-16:50 SharePoint モダンポータル徹底解説!
Ai Hirano
5/28 18:00-18:50 CISベンチマークに対応したiOSのIntune管理/iOS13版Intuneポリシーマッチングリスト
Kenta Osuka
5/28 19:00-19:50 失敗しない条件付きアクセスの実装
国井 傑
5/28 20:00-20:50 Teams を使ったオンライン講習会Tips
Masayuki Mokudai

Track 2 (JAPANESE Dev Track) : 開発者向け

開始時間 セッション
5/28 14:00-14:50 毎月更新されるデータを Excel で集計してレポートを作ってるですって?それ、Power BI と SharePoint フォルダーで自動化できますよー
Yugo Shimizu
5/28 15:00-15:50 SharePoint Framework によるモダンサイトのカスタマイズ
Hiroaki Oikawa
5/28 16:00-16:50 SharePoint Framework の実践的な開発における 10 のヒント
篠原 敬志
5/28 18:00-18:50 Maniac かもしれない Power Automate の使い方
Tomoyuki Obi
5/28 19:00-19:50 Power Apps による SharePoint リスト フォーム編集のコツ
Rie Okuda
5/28 20:00-20:50 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための臨時休校による生徒の健康状態を Microsof Forms と SharePoint 、Power Automate、Power Apps で把握するシステム
Yoshio Matsumoto

Microsoft 社員による登壇

またイベント内では Microsoft 社員による基調講演が4時間おきに実施されます。それぞれ約1時間ほどの予定です。

開始時間 セッション
5/28 1:00 - Teper keynote: "The latest innovations in SharePoint, OneDrive, and Office for content collaboration
Jeff Teper
5/28 5:00 -  Knowledge and Project Cortex – the Microsoft 365 Vision
Chris McNulty Naomi Moneypenny
5/28 9:00 - Personalize search & discovery with Microsoft Search
Bill Baer
5/28 13:00 -  The latest innovations in SharePoint, OneDrive, and Office for content collaboration in Microsoft365
Jeff Teper
5/28 17:00 - The latest innovations in SharePoint, OneDrive, and Office for content collaboration in Microsoft365
Jeff Teper
5/28 21:00 Knowledge and Project Cortex – the Microsoft 365 Vision
Chris McNulty Naomi Moneypenny
5/29 1:00 This is more than just technology...
Jon Levesque
5/29 5:00 Virtual but Human: Maintaining a human connection with Microsoft Teams
Laurie Pottmeyer

このうち 13:00 ~の回と 17:00 ~の回は5/28 1:00 のオープニング Keynote の録画を繰り返し流すとのことですので、いずれかに参加いただければいいでしょう。

5:00 と 21:00も同様ですね。21:00の方がリピートセッションです。

これ以外にも Microsoft 社員がセッションに登壇するそうです。詳しくは下記のリンク先に公開されています。

Microsoft 365 Virtual Marathon – free, online training event

このページからセッション情報部分を抜粋してみましょう。

2020-05-15_12-11-03

一つ目は SharePoint 上に構築される次世代ナレッジマネージメントの仕組みである Project Cortex !

  • Knowledge and Project Cortex – the Microsoft 365 Vision | Naomi Moneypenny and Chris McNulty

Microsfot 365 内での横断的な情報共有や追跡をリストを使う! → Microsoft Lists ですね!!!

  • Share and track your information with lists across Microsoft 365 | Lincoln DeMaris

それから SharePoint によるイントラネット構築。

  • Connect the workplace with engaging, dynamic experiences across your intranet | Debjani Mitra and Brad McCabe 
  • Architecting Your Intranet | Melissa Torres

それから見逃せないのが新しい Yammer !

  • The New Yammer | Jason Mayans

全セッションのスケジュールについて

※2020/5/20 Update ※

こちらもMicrosoft MVPの一人で Power BI 王子こと、清水さんが Power BI でスケジュールを簡単に確認できるようにしてくださっています。

URL : https://bit.ly/m365Marathon 

録画と言語について

全てのセッションは録画されるため後日、YouTube 上で公開される予定です(スピーカー側で録画NGを指定されたセッションを除く)。

イベント登録者は日本語以外のセッションへの視聴も可能です。仕組みとしては Microsoft Teams の Live Events 機能を使うことになっているのですが、各国語のライブキャプションを有効化することで、ドラえもんの “翻訳こんにゃく” のように各国語のセッションをお好きな言語で視聴できるようにするとのこと (日本語としてどの程度認識し翻訳してくれるかは、当日確認してみましょう)。

ただし、翻訳できるのはもともとが英語で話されているセッションのみ。Live Events 機能の制約上、1つの言語に対して複数の翻訳言語を指定することしかできないためです。

今後の最新情報について

今後のイベントに関する最新情報は主に私個人の Twitter (@ai_yamasaki) にて #M365VM というハッシュタグをつけてつぶやきます。

最後にWorldwide

世界中に新型コロナウィルス感染症(COVID-19)が蔓延するという未曽有の時代を経験し、人との直接の接触を極力避けなければならず、社会環境も一変したことで、誰もが閉塞感が漂う時間を共有しています。だからこそ「人とのつながり」が以前にも増して重要になってきているともいえるでしょう。

そんななから世界中の有志が手を挙げ協力して今回のイベントの成功に向けて鋭意取り組んでいます。皆の切なる想いの詰まったイベントの一つであり、せっかくの機会です。

お時間のある方は是非、ご参加ください。  
 
 

[SharePoint Online] ナビゲーション上での対象ユーザー指定(audience targeting)

SharePoint モダンサイトのナビゲーション上で対象ユーザーが設定できるようになりました。

ロールアウト状況

この機能は 2020年4月以降、テナントが対象リリース指定となっている場合に段階的にロールアウトされます。そのため、この機能がまだ利用できない可能性があるので注意してください。

対象ユーザー設定とは?

対象ユーザー指定はクラシックのSharePoint サイトを管理したことがある方にはおなじみの機能であり、特定のグループメンバーにのみナビゲーションを表示するという設定です。

この機能はクラシックサイトの場合は発行インフラストラクチャー機能をアクティブ化している場合に利用可能だったのですが、モダンサイトにはこの設定がしばらく対応してなかったのですが、ここにきてようやく実装されることになりました。ちなみに、モダンサイトの場合は前述の発行インフラストラクチャー機能のアクティブ化は不要であり、何もしなくても利用できます。

この設定を行えるのはサイトの所有者のみであることに注意しましょう。

設定方法

ナビゲーションの「編集」をクリックすると下部に「サイト ナビゲーションの対象ユーザー設定の有効化」というトグルが表示されます。この機能をオンにすることで、各ラベルやリンクに対して対象ユーザーを指定できるようになります。

Target Audience - 1

たとえば、「社外共有」というラベルに対象ユーザーを指定します。項目名は現在のところ「オーディエンス ターゲティング」となっています。ここで指定できるのは Microsoft 365 グループ(旧 Office 365 グループ)またはセキュリティグループです。ちなみに、グループに外部ユーザーが追加されている場合でも有効に動作します。

Target Audience - 3

このように設定することで、下記のように対象となったユーザーにはリンクが表示されますが、それ以外にはリンクの存在が非表示となります。

Target Audience - 6[対象になっているユーザーの場合]

Target Audience - 5 [対象外ユーザーの場合]

 

なお、この機能はサイトのアクセス権限設定と併用するものである点にも注意してください。

公式情報


SharePoint Server 2010のサポート期限延長

未曽有の新型コロナウィルス感染症( COVID-19 )拡大という状況を鑑み以下の SharePoint 製品のサポート期限が延長されることが 2020/4/14 付けてアナウンスされています。

  • SharePoint Foundation 2010
  • SharePoint Server 2010
  • Project Server 2010

従来のサポート期限は 2020/10/13 でしたが、半年ほど伸び、2021/4/13 までに変更されています。

SharePoint Designer 2010に関してはサポート期限は変更がないようで、従来通り 2020/10/13 でサポート終了となるようです。

詳しくは下記の情報を参照してください。

Revised end of support date for SharePoint Server 2010: April 13, 2021

 


[機能の廃止] SharePoint Designer 2013 でリスト用の新規フォームの作成ができなくなる

SharePoint Online ユーザーの方向けの情報です。

日本時間の2020/4/25 にMicrosoft 365 管理センターに下記の情報が届きました。

2020-04-27_12-45-38

要するにSharePoint Online 上では SharePoint Designer を使ってカスタムフォームの新規作成や編集ができなくなりますということ。

「SharePoint Designer の機能に影響する問題が見つかったんだけれど、慎重に調査した結果、この機能自体を無効化することを決めました。代わりに Power Apps を使うようしてください」ということですね。

UTC 時間の 2020年4月25日 3:00 AM に無効にするということなので、既に無効になっているはずです。

実際に試すと新規作成したフォームの保存時に「リストの変更内容をサーバーに保存できませんでした。」というメッセージが出て終了します。

Derpicated - new custom form using SPD2013

SharePoint Designer は現在サポートされていはますが、既にメインストリームの製品ではなくなっており、ここ数年で随分と使われなくなってきています。

Power Apps や Power Automate へ置き換えられるものは、積極的に置き換えていきたいですね。

※ 2020/4/29 更新※

4/29 付けで更新情報が届きました。カスタムフォームを新規に作成することだけが出来なくなるということで、既存のカスタムフォームは使えるとのこと。編集もできるということですね。したがってタイトルも変更しました。

  • 旧 : [機能の廃止] SharePoint Designer 2013 でリスト用の新規フォームの作成と編集ができなくなる
  • 新 : [機能の廃止] SharePoint Designer 2013 でリスト用の新規フォームの作成ができなくなる

メッセージセンターの原文も追記しておきます。

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Updated April 29, 2020: At present, we are investigating several possible scenarios for editing custom forms that may not be working as expected, while others are working. We will update this post as soon as we have more details.

We’ve identified an issue that affects SharePoint Designer functionality for creating custom Forms within SharePoint Online.

We identified a code issue with an Application Programming Interface (API) associated with creating new Forms through SharePoint Designer that could cause impact to data integrity. We’ve confirmed that no customers have been affected by the code issue; however, through careful analysis we’ve determined that any changes to fix the issue would likely impact other core service components. In order to maintain our data integrity standards we’ve expedited the deprecation of this feature effective as of 3:00 AM UTC on Saturday, April 25, 2020. This change only affects the action of creating new Forms and does not impact the ability to edit previously created Forms. Users who attempt to create new Forms within the Designer will be shown an error message.

After this change was made, users may have received the error: "Could not save the list changes to the server," when creating new Forms.

Creating Forms using SharePoint Designer is a legacy feature and we recommend users who were leveraging this functionality to now use PowerApps for this purpose. PowerApps is an easy and powerful tool that allows users operating in the SharePoint Online Modern experience to create and edit custom Forms for SharePoint lists and document libraries right from a browser window. PowerApps does not require traditional coding knowledge or any additional app downloads such as InfoPath.

*Note: SharePoint Online Classic users will need to temporarily switch to the Modern experience to access and utilize PowerApps; though, all custom Forms created in PowerApps are accessible by SharePoint Online Classic experience users.